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江戸前! 嚮食交と月見蕎麦

2012年06月09日 | 江戸飯
 今日は、全て江戸時代のメニューです。嚮食交、月見蕎麦、ふっくら揚げ、糠漬け。




 蕎麦は盛りで食べようとしていたのですが、本日は雨で涼しいので、温かい蕎麦にしました。薬味は江戸時代ポピュラーだった大根おろし。本当はさらしネギもあった方が美味しいのですが、雨なので外に掘りに行くのが面倒でした。月見も、酢寄せで、江戸の卵料理の作り方です。熱湯に酢を入れ、そこでポーチドエッグにします。




 嚮食交(あえまぜ)です。言うなれば、大根と卵焼きの膾(なます)。薄焼き卵は千切り。大根は短冊にし、塩を振って揉んでおきます。そして湯どうしした三つ葉を3センチに刻み、針生姜と、三杯酢+砂糖で和えます。これに、昨日の水菜も残しておいて加えました。
 これは美味しい。タレが巧く出来た事もありますが、卵が入る事でまろやかになります。しかもどの材料も体に良さそう。




 ふっくら揚げは市販の物ですが、これも美味しかった。網で焼いて、大根、生姜おろしと醤油でいただきました。




 このところ、如何に料理をさぼっていたかを、2年前のブログで確認しました。少しばかり手の込んだ物を作ると洗い物が増えて…。
 朝から、冷たい雨が振りそぼっています。どうやら梅雨入り。梅雨が明けたら本格的な夏。1年なんてあっと言う間ですね。
 わたしは、5、6月が大好きです。なにせ4時半前には明るくなるのですから。そして夜も7時過ぎまで明るい。冬場と比べて4時間以上も得をしている気分です。よってただ今、陽が昇るのと同時に起床。夜はさすがに7時には眠れませんが。
 



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