.

.

寄せ焼き弁当/恭喜發財(ゴンヘイファッチョイ)

2018年02月14日 | 田舎生活の衣食住
 寄せ焼き(ゴボウ、ニンジン、タマネギ、シメジ)
 ネギ納豆の卵炒め(棒ネギ、納豆、卵)
 高野豆腐と切り干し大根の煮付け(高野豆腐、切り干し大根、ニンジン)
 野菜サラダ(セロリ、キャベツ)








 「寄せ焼き」っちゅうのはねえ、単に「かき揚げ」…を拵えようとして、材料は同じなのだが、形(見た目)に拘ったが為に、手順に違いが有り(これが余計だった)、「かき揚げ」とは違う物になってしまったので、「寄せ焼き」としただけ。しかもまだらに焦げているし(笑)。
 「サクサク」ではなく、「モッチリ」食感で、これはこれで有りだが、「かき揚げ」が喰いたかった。味付けは(最後に上から掛けただけだけど)、市販の「蒲焼きの素」。なので、美味さは間違いない。
 それに、オリーブオイルを使っているので、まろやかに焼けたよーん。
 お分かりだろうか、月・火の弁当は、一目瞭然ショボい。一週間分の買い出しが火曜日の為なのだ。ほかには、賞味期限の関係で、補足に一、二度は出掛けることもあるが。
 そしてショボい弁当には、結構手間を掛けているにも関わらず、ショボい(重複だがそうなのだから仕方ない)。かつ、全体に茶色い。この茶色いお菜は、体に良いとか、お婆ちゃんの味とか、以前流行った時期もあったが、少し前の家庭の食卓はこんな物だったよなあ。
 昔は緑と言えば、キャベツの千切りくらいの物、しかも豚カツとかコロッケの付け合わせ。そこから、レタスが入ってきて、急激に食卓が華やかになり(我が家の場合な)、ブロッコリやらミニトマトやら…カラフルになっていった。ブロッコリの功績は、弁当で遺憾なく発揮されておる。
 そして第二段階として「麻婆豆腐」。これもレトルトで「麻婆豆腐の素」というのが売り出され、豆腐とネギと挽肉を用意すれば、味もとろみも、メーカーさんがしてくれるので、手軽で美味かった。
 何より、地元のラーメン屋でななくて、中華料理屋みたいなメニューが居ながらにして食べられるというのが、新鮮だった気がする。
 これで一気に加速が付き、レトルト、冷凍始め、振り掛けるだけの素など、少しだけ手を加えるだけで、美味しいプロの味が再現と相成った次第。すると、家庭の食卓も弁当も劇的に変化を遂げた。と、自分は心得ておる。



 本日2018年2月14日は、春節(旧正月)の元日。大晦日の13日は、花火、爆竹で大騒ぎなのだ。上海に住んで最初の年は、気が触れそうだった。赤ちゃんの居る家とかもお構い無し。
 翌朝、つまり元日は、そこいら中に花火や爆竹のカスが落ちていて、普段よりも町が汚れているのだが、まっ、中国らしいや。
 そして大晦日よりも、旧正月5日目がもっと凄い。何でもお金の神様が下りて来る日だとかで、神様の注目を集めるべく、あちゃこちゃで必死で花火、爆竹をバンバン打ち上げ、鳴らす。
 例え、集合住宅であっても、階下に住んでいる人が居ても、ドラゴン花火とかを、ベランダから乗り出して振り回すのだから。まっ、中国人らしいっちゃ、らしいな。
 ぼけーっと道なんか歩いていたら、大惨事に成り兼ねないわな。だから、一切出歩かないのが正解。
 もう、中国人に関しては何も言わないのだ。
 香港は狭いので建物が密集している関係で、一切禁止。政府が打ち上げ花火を時間を決めて行い、その時間は車両通行止めで、フリーウェイの上も歩けるのだ。
 まだ、秩序はあるみたいだ。
 まっ、こんな印象だったのだが、中国の文化とか風習とかの良い面は好きなので、正月飾りもマネをする。これ、数円から数百円ろと実に安価なのだが、日本で買おうとすると、バッカ高いので、自分で拵えたから、丈が短い。玄関戸の下には「福」を逆さまにして貼ってある、これは、香港・中国に居た頃からの習慣だが、本当に「福」が入って来てくれたか否かは不明。

広東語の挨拶
「恭喜發財」(ゴンヘイファッチョイ)儲かりますように
「新年快楽」(サンニンファーイロック)新年おめでとう
「心想事成」(サムショーンシーセン) 願いごとがかないますように
「身體健康」(サンタイギンホン) 書いてのとおり、健康でいますように
「萬事盛意」(マンシーセンイ) すべてうまくいきますように
「工作順利」(ゴンチョッションレイ) 仕事がうまくいきますように

 「恭喜發財」が最もポピュラーな辺りが、中国人だよなあー。



 
ご訪問ありがとうございます。
ランキングに参加しております。ご協力お願い申し上げます。