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キリボナーラ/今頃の中国

2015年01月16日 | 田舎生活の衣食住
 鏡開き、七草がゆが終わったと思ったら、今度は恵方巻きの宣伝です。いやはや、商魂には頭が下がります。そもそも恵方巻きなんて何時から流行り出したのやら。
 関西の花柳界の習わしだったと思うのですが。それに、最近まで恵方巻きなんて言わなかったぞ。太巻きだ。
 面白いからちらしを貰ってきたのですが、牛肉巻きだの、トロだの。2500円もしたりして、目玉が飛び出しそうです(笑)。
 恵方巻きは、毎年変わる恵方の方角を向いて、太巻きを切らずに、1本丸ごとを、ひと言も発せずに黙って食べ切るのが習わしです。1500円もする恵方巻きを家族でわいわい食べていたのでは、全く意味がないのですが…。そんなことはどうでも良いのでしょう。
 そして、店舗は、早くもバレンタインのディスプレイ。
 太巻きもバレンタインも関係ない我が家は、ただただ静かに梅の開花を待つだけです(笑)。
 バレンタインが終わると、ひな祭りですが、クリスマスの飾り付けを行う皆さんの中で、どれだけの人がひな祭りの飾りをしているのでしょうか? 我が国の行事を大切にして欲しい物です。
 かく言う、我が家もひな祭りや端午の節句はスルーなので、偉そうには言えませんね。
 遅ればせながら、先日、初詣を済ませました。人手が多いところは苦手なので、毎年、松の内を過ぎてから詣でています。
 まずは、氏神様である神社に詣で、それから厄よけの寺へ行きました。

 食べても食べても尽きない我が食欲。そこで、切り干し大根をパスタに見立てた、カロリー控え目のキリボナーラ(カルボナーラもどき)です。一気に食べちゃいました。切り干し大根のクリーム煮として、ご飯のお菜にもなります。



 
 海外では、特別に新年は祝いませんので、12月25日が過ぎても、クリスマスのディスプレイはそのままです。
 何時片付けているのか…こういった記憶には乏しいのですが、中国圏は気が付くと町が真っ赤一色になります。そう、旧正月の飾り付けは赤なのです。
 赤い提灯があちこちに見え始めると、一年で一番寒い時期にもなります。
 家々の戸口には福を招く、「福」や「開工大吉」などの新しいお札が貼られます。これは日本で例えるならしめ飾りのような物でしょうか。ただし、一年間張り替えはありません。
 中国で買い求めた「福」のお札が未だあるので、今年は旧正月に貼ろうかと思っています。






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味噌焼売/箸

2015年01月15日 | 田舎生活の衣食住
 以前食べて以来、また食べたくて仕方なかったのですが、あれ以来お目に掛かれなかった、冬限定の味噌焼売です。買いだめしました(笑)。
 付け合わせは、白菜。一緒に電子レンジで温めるだけの簡単調理です。
 最近、青菜が高額で手が出ず、白菜を多用することにしました。白菜も冬は甘くて美味しいですからね。




 そして本日のメイン。「わーいわーい君」です(勝手に名付けた)。




 実は、わたくし、お恥ずかしい限りなのですが、この年になっても、きちんと箸が使えないのです。そうバッテン箸です。これまでの人生と、これからを比べると、これからの方がどう考えても箸を使う時間は短いのですが、やはりきちんとしたいと思い、これまでも子ども用の矯正箸などを購入したのですが、丈が短かったり、指を通す穴が小さくて指が入らなかったりで続かなかったのです。
 田舎なので、大人用の矯正箸はありませんでした。
 それが、「ダイソー」で見付けちゃいました。箸の頭に付けるだけなので、これなら大丈夫。何故か万歳している男の子なので、「わーいわーい君矯正箸」です。
 早速使ってみたところ、結構な優れ物です。ちゃんとした指遣いをしないと掴めない。よって食べるスピードの落ち、一石二鳥。
 齢○歳にして、箸の矯正頑張ります。

 写真でお分かりの様に、自分の箸は、中国で購入したステンレス製です。同じステンレスでも韓国の物は厚みがなく、平たいので使い辛く、こちらを使用しています。
 と言っても、中国で実際にステンレスの箸を使用している家庭や店なん見たことなかったのですが。
 中国は、日本よりも大分長く、太く、ごつく、先が細くなっていない箸を使っています。
 あの箸では細かい物は掴み辛いと思うのですが、そう思うと、中国料理って、豆みたいな丸くて小さい食材が少なかった気がします。
 中国でも南方では、レンゲを併用するのが正式なマナーなのですが、北方では箸とレンゲはそれぞれが別の用途に用いられ、併用はありません。
 例えば、雲呑を頼むとレンゲのみです。これが日本人には非常に食べ辛く、自分で箸を取りに行くのです。
 世界中で自分専用用のカトラリーを持っているのは日本人だけだと言いますが、確かに。
 そもそも日本の文化は朝鮮半島に由来するところが大きいのですが、日本人は傲慢で態度が悪かったので、3つの嘘を教えられ、それが現在まで続いていると聞いたことがあります。
 そのひとつが箸です。正式な作法ではレンゲと箸を併用するのですが、レンゲを教えて貰えなかったそうです。真意のほどは分かりませんが。
 因に、正座も朝鮮半島では囚人の座り方なのだそうです。これが2つ目。
 もうひとつは、忘れてしまいました。ご存じの方、教えてください。




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噂の「マクドナルド」/中国・香港の「マクドナルド」システムなど

2015年01月14日 | 田舎生活の衣食住
 昨日は朝から、病院→病院→食事休憩→買い物などに自転車で走り回っていました。
 2軒目の病院で血液検査があったので、朝食抜きです。というか、前日の昼を食べて以降何も食べていないので、病院に着いた時点で12時間食物を摂取していないことになります。そこで待つこと1時間半。世間には風邪っぴきがこんなに多いのかと思いました。病院大盛況だったのです。
 自分は、肌寒くなると春まで首にバンダナを巻いています。たった1枚でも、首のスースー感が緩和されることから、大分身体を温めてくれているようで、もう4年風邪知らずです。その前も3年風邪を引いていなかったのですが、4年前に上海でもの凄い風邪にかかってしまい、帰国後、日本でダウン。しかも、観光に出掛けた和歌山ででした。
 折角なのに、ホテルで過ごし、それでも「和歌山城は観なくては」と出掛けましたが、脳味噌がとろけ出すくらいに、鼻水が出たのが、思い出です。
 その後、ふらふらになって自宅に戻り、約2週間、完全にダウン。その時p持ったのですが、本当に具合が悪い時って、病院に行けないものです。病院に行くだけの気力、体力が無い。結局、じっと布団に包まって自然治癒力に頼りました。
 さて、空腹を抱えての病院では、低体温になっていたのか、暖房の効いた待合室でもコート着用で一向に差し障りがないのです。昨日は結構暖かく、その証拠に、昼食後は汗をかき出したので、コートを脱いで、マフラーを外しても暑かった。
 そんな昨日の昼食は、今、何かと噂の「マクドナルド」。流石に閑古鳥が盛大に鳴いておりました(笑)。しかし、こちとら中国仕込みです。あれくらいの騒ぎではびくともしません。
 チーズバーガーとポテト。そしてスーパーで購入したイチゴクリームパンまで食べてひと心地つきました。




 そうそう、これは香港流なのですが、ポテトを頼んだら、必ずケチャップソースを貰い、付けて食べます。それを日本でも自然に行っているのですが、良いのでしょうか? だってただなんだもの。この考えが既に中国人です(笑)。
 そのケチャップの付け方ですが、トレーに置かれた紙の上に直出しです。これは真似出来ませんでした。
 余談ですが、大陸では、モーニングセットの方が、コーヒー単品より1元安かったので、コーヒーだけが飲みたくても、エッグマフィンもついでに食べていました。そりゃあ、そうですよね。

 それと、日本と大きく違うのは、配膳を片付ける専門の人がいることです。なので、食べたら食べっ放しが作法なのです。これ、実は、帰国当初ついつい忘れて席を立ってしまい、戻って片付けるといったことをしていました。
 お国柄で、きちんと片付けない人が多いのかも知れませんが、低賃金でしか働き口のない人(例えば田舎から出て来て、言葉が通じない人など。中国語って、日本の方言よりももっと通じません)の救済策として、自分は良いシステムだと思います。
 それにしても日本って、片付けルールが厳しくてびっくりです。飲み残しのドリンク入れ、燃える物、燃えない物。どうして飯喰いに行って、ゴミの分別までしなくちゃならないんだっ。と、思いませんか?
 焼却場って、もの凄い火力だから、ファストフード店のマドラーや、カップの蓋くらいのプラスチックなんか問題ないのだよ。だって、家庭だってシャンプーや中性洗剤のボトルなんかは燃えるゴミじゃないか。
 この店でも中国・香港では分別の必要は全くなく、365日、24時間、好きな時間に何時でもゴミを捨てられます。そしてこちらも、それ専門の片付け係の人が集めてくれます。
 集合住宅の場合、大抵は階段の踊り場にポイッと出せば良いのですが、香港にて、夜半に帰宅した折り、ゴミと一緒に猫の死骸が捨てられていたのには驚いて、爪先歩きでそこを通過したものでした。
 まあ、香港の場合土地がないから、埋められないといった面もあるのでしょうが、さっきまでペットだった猫なのだから、シーツやタオルで包むとか、箱か紙袋に入れるとか出来ないものかねえ。これもお国柄なのでしょう。
 これは本当か嘘か分かりませんが、香港郊外に行くと、大きな郵便受けのような青い箱を見掛けます。これ、ペット箱なのだそうです。始めて聞いた時は、やはり土地がないから死んだペットの回収ボックスかと思っていたのですが、生体を捨てる為の箱なのだそうです。
 実際に中身がある箱を見た事はないので、都市伝説にしておいた方が後味が悪くないですよね。


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冷蔵庫一掃/幻の上海チャイナドール

2015年01月13日 | 田舎生活の衣食住
 お昼に冷蔵庫を一掃しました。これまでのストックを食べ尽くし、いよいよ冷蔵庫も空になりました。





 これからは安売りだからって、余分な物は買わないことに決めました。そして、まとめ買いも止めることに決めました。
 どうしても余分な物が出てしまうので、無駄を無くし、更なる節約に励みます。
 お菜に拘らなくなったのは、米が美味しいから(玄米だけど)で、軽く二膳は食べても、未だ食べたい欲求を押さえるくらいに、米米米(玄米だけど)なのです。
 確か戦国時代って、いち日5合くらい食べていたのですよね。ドラマ「仁」でも、仁先生がご飯の多さに驚くシーンが冒頭にありました。
 それでも肥満体って少なかったですよね。確かに現代人と比べると運動量は多いけど。何せ徒歩だからね。
 よーし。やはり江戸の食だ。

 人って豊かになると太るのだそうです。これ、バンコクで聞きました。タイ人は細く無駄な脂肪が付いていないように見えるのですが、タイ人によれば、バンコクにはデブが増えたのだそうです。それは国全体が豊かになったためで、田舎には未だ未だデブはいないのだそうです。
 脂肪で思い出した死亡。タイには、「本日の死体」なる番組があるそうです。もちろん、見たことなんてありません。しかし、タイ人スタッフは、会社で昼飯を喰いながら、普通にネットで死体サイトを観ていました。
 タイの会社で、「今度、上海チャイナドールみたいな女の子が入社するから」と、聞かされ、何故か自分の脳裏には、セクシーなチャイナ服姿で、孔雀の羽の扇子を扇ぐ、艶かしい女性の姿が浮かんだものです。
 「大丈夫か。そんな女」。
 当日現れたのは、孔雀の羽の扇子持っていなければ、チャイナ服でもない、ボーイッシュな女性。
 「そうだった」。上海チャイナドール(小説)は、そういう女の子でした。
 こういう勘違いが多いのですよ。
 因に、その女性。可愛くて男性社員が色めきだったのもいち日だけ。何故か…性格が、信じられないくらいに親爺だったのでした(笑)。




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特別の日は…/小姐

2015年01月12日 | 田舎生活の衣食住
 「やっぱり自分は田舎者だなあ」と思う時。そのひとつが、特別な日は寿司がご馳走だと思っていることです。やはり寿司は、キング・オブ・ご馳走なのです。
 次が天丼かな。普段は出前でカツ丼を頼んでも、特別な日は天丼を奮発です。今は出前なんかとったことないですけどね(笑)。
 そんな特別の日だったので、特別にこの前よりも豪華な寿司を食べました。お陰で財布の中は60円しか残っていません。頭の中で、税額を足したりもしながらの、綱渡りの様な買い物でした。
 そんな寿司は、美味しかったあああっ。普段はTパックの安いお茶を飲んでいますが、特上のお茶を入れました。
 東京に居た頃、「ぐるぐる回る寿司なんか、喰ったことない」。と息巻いていましたが、海外に住んでからは回転寿司は必須になり、それが今では、回転寿司さえ手が届かずに、スーパーの惣菜です(笑)。





 書いていて思ったのですが、どうして「お」を付ける食べ物とそうでない物があるのでしょう。寿司はお寿司と言いますが、天丼はお天丼とは言わない。すき焼きもおすき焼きとは言わないですが、それよりも庶民的なお好み焼きは好み焼きとは言わず、同じ様なたこ焼きもおたこ焼きではないのです。
 稲荷鮨に至っては、お稲荷さんと、「お」と「さん」まで付いちゃう。
 お茶は茶よりもお茶が一般的ですが、おコーヒーなんて言う人はいないし、お紅茶って言う人って鼻持ちならない感じ(笑)。
 この法則を考えていたら、江戸時だからある物には「お」が付いているような気もしてきたのですが、いや、鰻丼をお鰻丼とは言わないし…。分からなくなってしまいました。ゴロが良いってことですかね。
 それはそうと、絶対に許せないのが、「お薬手帳」。なんで薬に「お」を付けなくてはならないのだ。そんな「お薬手帳」、断固拒否しているのですが、薬剤師(何故か偉そうな人が多い)は、「お薬手帳は、ほかの病気で掛る時に見せなくてはならない」と言うので、「袋の薬名を記録しています」と言っても聞きやしない。どんだけ拒否しても次に行くとまた、「お薬手帳が…」と言い出すのです。
 この「お薬」という言葉を聞いただけで、自分の中のメトロノームは振り切れ、沸点は超えているのです。何時、何処で、誰が、決めたのか「お薬手帳」。海外から帰国したらそんなことになっていました。

 香港では見知らぬ女性を呼ぶ時に、「小姐(しうじえ)」と言います。「唔該(むこーい)、小姐」。日本語なら、「ちょっとお姐さん」とか、「すみません(謝罪の意味ではない、おかしな通用語)お姐さん」といったところです。
 ですが、同じ「小姐(しゃうじえ)」でも、中国大陸になると、所謂、商売女を指す意味となるので、決して使ってはいけません。これを知らずに一般女性に「小姐」などと呼び掛けると、血を見ることに成り兼ねません。
 因に、「唔該」は、オールマイティの言葉で、日本語の「すみません」とほとんど同じに使えます。英語なら「エクスキューズミー」になります。
 しかし、この「唔該」に該当する言葉が大陸にはないのです。それだけ他人に気を遣わずに済むと解釈しました。
 また、お勘定の時、香港では「唔該、埋單(まいたん)」と手を挙げて叫びますが、おかしなことに、大陸でこの「埋單」は使われています。正し、中国語ではなく、広東語として、なぜか「埋單」だけが使われているのです。これは不思議な気がしました。「埋單」と二言で済む便利さが流行らせたのか…分かりません。




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またまた豚玉丼/隣の狼男

2015年01月11日 | 田舎生活の衣食住
 忙しい時は、簡単で美味しいこれっ。豚玉丼です。
 海外に居た頃、カツを手に入れるのが難しいので、カツ丼が作れず(自分で揚げれば良いのですが)、豚玉丼の当をよく持参したものです。
 弁当箱の蓋を開けると、和風の良い香りが広がったものでした。
 この甘辛味を嫌いな日本人って居ないですよね。





 危ない、危ない。もう少しで「鬼平犯科帳」の新作を見逃すところでした(笑)。ほとんどテレビを観ないので、当然、テレビ番組表も余りチェックしない訳で、気が向いた時に見ていて、当日知りました。
 って、それ程大げさなものか! そう、大好きな番組のひとつなのです。
 実は、携帯電話の着メロも「鬼平」。自分で設定していて何ですが、場所によっては恥ずかしいです(笑)。先達ても、スーパーで突然鳴り出し(突然は当たり前だけれど)、まるでスーパーで流している音楽の如く周囲にまで鳴り響き、真っ赤になってしまいました。

 上海のマンションでの出来事。隣に引っ越して来た夫婦者のおかしさっていったら怖いくらいでした。
 ある晩など、「わおーん、わおーん」と遠吠えをしながらのご帰宅。「何者だーっ」。
 そして、頻繁に行われる夫婦喧嘩が、口喧嘩からDVへと発展し、最終的にはウッフンで終わります。
 壁越しに全部聞こえてくるからたまったものではありません。何度、就寝後に起こされたことか。
 ついに、近隣から通報があったのでしょう。警察が立ち入る運びとなりましたが、あの、国家権力たる警察官を前にしても、一歩のひるまないどころか、反対に何やら捲し立てて、聞く耳を持たないのです。もの凄い勢いで怒鳴り散らしていました。
 さすがの国家権力も引き下がった程です。
 こうなると、隣の自分は、恐怖心しかありません。
 しかし、数日後、本当に数日で、引っ越して行きました。「ああっ、良かった」と、胸を撫で下ろしたのですが、噂に聞くDVというものを初めて側で見聞きした次第です。噂よりも凄いものでした。



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ビンチョウ鮪(まぐろ)のニンニク醤油煮/中国の国家権力

2015年01月10日 | 田舎生活の衣食住
 いち日前から煮込んでいたビンチョウ鮪(まぐろ)のニンニク醤油煮です。こんな大きなアラが4個も入っていて99円はお買い得でした。
 煮魚ですが、敢えて砂糖は使わずに、出汁とニンニクと醤油だけで薄味に仕立てました。生姜も入れれば良かった。
 しかし、この大きさとなると、お腹いっぱいになれます。




 中国に住んで最初に出会うのは公安。警察のことです。ここに居留届けを出しに行かなくてはなりません。ですが、この窓口は、外国人を相手にしていることからでしょうか、存外に親切で、嫌な思いをしたことはありません。
 次が、郵便局。これがいけない。何せこちらも公務員。もう怖くて、怖くて、仕方なかったのですが、中国人も怖いのだそうです。これこそが、国家権力の極みと言った感じでしょうか。
 ですが、最初に住んだのは、ローカル色の濃い地域だったからだと分かりました。後に、日本人が多く住む辺りの郵便局では、全くそんなことはありませんでした。
 ようは、外国人に慣れているかいないかなのだと思われます。
 最も空威張りしていたのは、北京の「地下帝国」のスタッフ。何が「地下帝国」なのか分かりませんが、穴が掘ってあるだけの地下です。そこに図書館だの映画館だのの名前札が貼られていましたが、どこも「同じ穴蔵」でした。
 そしてその道は空港から万里の長城、紫禁城へと繋がっているとか、核戦争の時にはシェルターになるとかいう話でしたが、隙き間から外が見えます。
 詳しくは、「北京の旅」の項に書いていますので、興味がありましたらお読みください。
 今回は、そこのスタッフの話です。まず、中国語か英語かいずれかのガイドを選ぶのですが、我々は中国語ガイドでした。その人が怖いのなんの…。
 ちょっとでも話をすると、「黙って私の話を聞け」だの、少しでも遅れると、「私の話を聞く気があるのか」だの。トイレに行った友人を待っているだけで、怒られました。
 どうして金払ってまで怒られるのか。これこそ国家権力。「もう二度と来ないから良い」と我慢したのですが、僅か数カ月で、また行ってしまいました(笑)。
 いえ、決してリピートするような所ではありません。むしろ一度も行かなくても良いくらいの所です。
 遊びに来た友人を案内していた折りに、たまたま通り掛ったら、友人が入りたいと言ったから。それだけです。
 核戦争の折りには、政府首脳の方々に、是非とも籠って頂きたい。
 そうそう、中には土産物屋があり、何故か布団も売っています。わざわざ地下で布団を買う人が居るのだろうか…やはり中国は奥が深い! と言うか、理解不能な中国人。分かり合える筈も無い。




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イモフライ/香港・中国大陸で違反をしてしまうと

2015年01月09日 | 田舎生活の衣食住
 ちょこっと出掛けたので、名物と言われているイモフライを購入して来ました。茹でたジャガイモを串に挿して、小麦粉とパン粉を付けてフライにした物で、フライドポテトとは異なります。
 これに、特性ソースをつけて食べるのですが、とっても美味しいので、かの地に出掛けた折りは迷わず購入しています。
 もちろん、自宅でも作ったこともあります。お腹にもたまるし、お八つにも良い、お酒は呑みませんが、つまみにも手頃ですよ。



 ビンチョウ鮪のアラが、なんとこんなに山盛りで99円。予定外でしたが、ついつい購入。ニンニク醤油で、大根と一緒に煮込みました。





 自分ではありませんが、香港で駐車違反をしてしまった人の、所謂呼び出し状を見せて貰ったことがあります。当然ながら全て漢字で書かれています。
 すると、どうでしょう。たかが駐車違反とは思えないくらいに、もの凄く悪いことをしたような気になってくるから不思議です。漢字だけの督促状。迫力があります。
 自分は、桂林にて、自転車なのに、ねずみ取りに捕まったことがあります。自転車は車道を走るもので、歩道を走るのは違反だと、その時初めて知りました。
 日本なら、歩道ですよね。
 切符を切られて、4元くらいだったか、罰金を徴収されました。旅行者なのに。日本人なのに。中国の決まり事良く分からないのに。全く容赦のない国家権力。
 後に、上海なんか、歩道をバイクが列をなして走り、歩行者は危なくて仕方ないのですが、「それは良いのか」と、憤った次第です。




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切り干し大根蕎麦/隠れた名店

2015年01月08日 | 田舎生活の衣食住
 毎日寒い日が続いています。炬燵しか暖房機のない我が家では室内でも寒いくらいなのですが、外に出るのは億劫なくらいに寒いですよね。
 それなのに、昨日、お気に入りの作家の新刊本を見逃していたことを知り、大慌てで本屋まで自転車を飛ばしました。
 これでもかってくらいに急いだので、汗ばんだ程です。好きなことに関してなら、寒さを忘れられるようです(笑)。

 幾ら食べても、お腹が空いて空いて仕方が無いので、切り干し大根を麺に見立てた蕎麦を食べてみました。本当に麺のようにずるずる啜れます。意外なくらい違和感はありません。
 これならカロリーも低く、反面カルシウムなどの栄養素も豊富なので、身体に良い筈。当面、きちんとした食事以外にお腹が空いた時は、切り干し大根で乗り切るぞっ。





 正に知る人ぞ知る、隠れた名店のご紹介です。しかも何故か全てタイ料理屋です。
 まずは、香港の「時代劇場」の東にある外観からは茶餐廳(ちゃーちゃんてい)にしか見えない店です。そもそも、茶餐廳だと思って入ったところがタイ料理屋だったのですが、それが何を食べても美味しくて、すっかりリピーターになってしまいました。
 同じく香港で、こちらは場所も忘れてしまったのですが、地下鉄で九龍サイドの奥迄でわざわざ出掛けた程です。見掛けは雑貨屋にしか見えないのですし、小汚いのですが、本格的タイ料理はわざわざ出掛ける価値有りでした。
 どちらも、人伝に聞いたのですが、そもそもは飛び込みで発見したそうです。
 上海にもありました。ここはヤバいです。普通のアパートの一室に、看板も出ていない店です。正に口コミでしか行けない店。
 しかし、一歩中に入ると、タイ風の装飾がなされ(前記2店は装飾もなし)、レストランでした。思うに、政府に届け出を出していない、所謂闇の店なのでしょう。ライセンスがないということです。
 以上3店、いずれも本格的で、かなり美味しかったのですが、今となっては、「時代劇場」横の店しか場所を正確に覚えていないので、美味しい店は自分の足で探すのが一番と思った次第。
 ライセンスがない繋がりで、ニューヨークはビレッジにあったメキシカン料理の店での出来事。
 そこは、新規開店したばかりのアミーゴの店でした。注文を取りにきて以降、待てど暮らせど料理は出てこないばかりかテーブルセッティングもありません。
 「ここはアミーゴの店だから(のんびりしている)」と、言っていた知人は、勝手にカウンターの中に入って、カトラリーを調達しテーブルセッティングをし始めました。それから数十分、やはり料理は運ばれて来ません。幾ら何でもといったくらいの時間が経過しましたが、テーブルの上には空の皿とカトラリーしかありません。
 勝手にテーブルセッティングをしたのを手間が省けてありがたいと思ったのでしょうか? ウエィターが現れ、「テキーラをサービスしたい」と告げたのです。
 もちろん、ただなら拒む理由はありません。ありがたく好意を受ける事にすると、使い捨てのベコンベコンのプラスティックのコップになみなみと注がれたテキーラが運ばれてきました。
 そして、直ぐに飲むように指示されたのです。その店は、麦酒はOKでしたが、強い酒を出すライセンスが無いらしいと分かり、本当にサービスなのでした。
 我々、おかしな日本人は、テキーラの一気飲みで、アミーゴの好意に答えましたとも。
 これは未だに理解出来ないのですが、その時、店内には我々のほかに白人の初老の男性がひとり、カウンターに居るのみだったのですが、その男性、瓶のビールに、何故かケチャップを入れて飲んでいました。
 「美味いのか、そのビール」。いやもうビールではないだろう。そんな飲み物。
 そして、何故か、ひとりで社交ダンスの恰好をしながら(右手で相手を抱え、左手は水平に前に伸ばす)、店の外へと出て行ったのでした。エア社交ダンスを初めて観た。
 単なる酔っぱらいだったのか…。あまりのインパクトの強さに、何を食べたのかは思い出せません。



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厚揚げを加えました。蕎麦/香港ではストッキングで紅茶を煮出す

2015年01月07日 | 田舎生活の衣食住
 枯れた草、落葉樹の葉などで庭が乱雑になっているのが、ずっと気にかかっていました。気にかかったままでした。そこで一念発起。熊手を用いてザッザッと枯れ葉、枯れ草を集めます。すると、あっと言う間に、45リットルのゴミ袋がパンパンになる程。大分さぼっていたからなあと、反省仕切り。
 随分と長い間、マンションやらアパートやらで暮らしてきましたが、丸いち日、狭い室内に(ワンルーム)居ると、やる事がなくて息苦しくなったものです。
 ですが、一戸建ての家だと、何日でも平気。なあんにもしていなくても、門から一歩も外に出なくても何ら問題無しなのは、やはり庭があるからだと思うのですよ。
 猫の額程の庭でも、窓からぼけーっと眺めているだけで、落ち着きます。

 食事は相変わらずの質素、いやいや、ヘルシー健康食です。前日迄の煮物に厚揚げを加えて更に煮込んだので、大根もニンジンも美味しさが増しました。






 そうそう、何故か大根の皮は剥きますがニンジンは剥きません。根野菜って皮と実の間に一番栄養素が詰まっているって聞いた様な気がするのです。
 それでも大根は剥くのは、髭があるからでしょうか(笑)。それに、主観的ですが、大根って真っ白で奇麗なので、皮が似合わない気もするのです。

 香港のローカル喫茶店=茶餐廳(ちゃーちゃんてい)は、何度も書いていますが、エバミルクの入った奶茶(ないちゃー)とコーヒーと紅茶のブレンドの鴛鴦茶(いんよんちゃー)が有名ですが、その紅茶の入れ方が、茶葉をストッキングに入れて煮出しているというのです。
 もちろん、真新しいストッキングなのでしょうが、何故か眉を顰めたものでした。
 どうして? それは目も細かく、茶葉を入れるのに適しているからでしょうし、大量の茶葉が入りますからね。しかし、日本なら晒で袋を縫うことでしょう。
 実際には、やはりストッキングを愛用している店もありますが、大体はフェルトの大きな茶こしを使用していました。
 今、どうしてまた奶茶、鴛鴦茶なのかと言うと、もの凄く濃いコーヒーが飲みたくなったからです。ああ鴛鴦茶が飲みたい。紅茶を買って来ようかな。





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寿司/上海の和食食べ放題

2015年01月06日 | 田舎生活の衣食住
 記憶が正しければ、約1年振りに寿司を食べました。もしかしたら半年振りかも…。いずれにして久々です。やっぱり「美味しい」。でも、「これだけで一人前?」は少な過ぎ。かけ蕎麦を拵えて定食にしました。




 たまーーーーには、贅沢もしないとね。というか、これで贅沢だと感じるようになってしまったのですから、生活環境って凄いですよね。
 東京で働いていた時など、ランチに1000円は当たり前でしたからね。今なんか1000円あれ何食も食べられますからね。
 正月だから張り込んだ訳です。

 このところ、食事もリピート・メニューばかりだし、何処にも出掛けていないし、これといったこともしていないし、ブログの内容も目新しいこともないしで、タイトルを変えなくてはいけないなあと思っています。


 上海では、食べ放題の和食屋や焼き肉屋が結構ありました。100元、150元くらいで幾らでも食べられるので、ここぞとばかりに刺身などを食べていました。「寿司は食べるな。米を食べると元を取れないぞ」が合い言葉。
 それが北京に移ってからは、食べ放題を提供している和食屋は少ないのです。
 ということは、北京では、質より量を欲する日本人が少ないということになります。思うに、高給取りの駐在員が多いからではないでしょうか。確認はしていませんが、和食屋のグレードも北京の方が高かった気がします。
 香港では食べ放題はお目に掛かったことはありませんでした。
 上海の同僚が、「間違って、ひとりで食べ放題に行ってしまった」と言っていましたが、ひとり食べ放題は、焼き肉やお好み焼きはひとりでも平気な自分でも流石に勇気がありませんでした(笑)。


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豚キムチ蕎麦、おでん/アシンメトリーの美学?

2015年01月05日 | 田舎生活の衣食住
 豚キムチを蕎麦にも併せてみました。和と華の共作は、想像以上にマッチしていて、美味しかった。豚キムチって何にでも合う美味しさですよね。
 これは病み付きになる味です。
 豚キムチだの、昆布の佃煮だのを食べてばかりいるので、塩分摂り過ぎが気になります。というか実際撮り過ぎ。なので、丸ごと野菜を食べて中和させるのだ! 大根とニンジン、卵のおでんで、野菜を摂ります。






 この時期、出来立ての料理から立ち上る湯気が、外気の冷たさを示しています。そして、好きな湯気が、沸き立てのお湯を魔法瓶に移し替える時のそれ。こぽこぽという音と湯気が何とも言えずに落ち着きます。

 香港の美容院で「前髪を切るか」と聞かれたので、「はい」と答えた瞬間、パキンと一気に斜めに切られました。そう、アシンメトリーの斜め切りが流行っていた時でした。ちっとも良いとは思わないのですが、香港では何故か大流行中。四方や自分もそうなるとは…それまで予想だにしていませんでした。
 家に戻り、斜めに切られた我が前髪。短い部分が情けなく感じます。で、どうしたかって、短い部分に合わせて自分でカットしました。結果、暫くの間、河童の様になっていました。
 前髪パッツンと同じ様に、いやそれ以上に長期間流行っていたのが、香港眉と言われる、超極細のペンで描いたような眉。日本のつっぱりやヤンキーと言われる方々も細い眉ですが、彼らは眉の上の方を青々と剃っておられます。が、香港では上下共に抜いて整えます。
 実は、前髪とは異なり、日本に居た時から、この香港眉は自ら取り入れていました。なぜなら、ナチュラルに生やしていたら、「おそ松くん」の目ん玉繋がりのお巡りみたいになっちゃうからです。
 タイに移って同僚から、「それは香港眉だろう」と言われた時、タイに迄伝わっているのかと驚いたのを覚えています。
 第二の香港眉。こちらはもっぱら有名人が気に入って取り入れていましたが、片眉にだけ鳥の羽を貼付けたり、キラキラさせたりと飾り立てたファッションです。これも頂けませんでした。
 どうやら自分は、アシンメトリーは好きではないみたいです。
 






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昆布納豆/干し梅干し

2015年01月04日 | 田舎生活の衣食住
 今年も結構な寝正月だった三が日が終わりました。初夢もみた筈なのですが(何やら夢をみた記憶はある)、起きた瞬間に忘れていました(笑)。
 お節料理もすっかり食べ尽くし、昨日の朝は、昆布の佃煮と、その味付けを生かして納豆と和え、ご飯を頂きました。この昆布、本当に美味しい。お菜いらずです。




 香港の人は干し梅干しを良く食べます。ちょっと甘くしてあるのか? 口に入れた瞬間はそうでもありませんが、次第に口の中がキューっとすっぱさに包まれる(当たり前)。
 語学学校の授業中に、前の席から順繰りに気張られた干し梅干し。誰がかは分かりませんが、袋が送られてきました。
 その時、初めて目にする物で、何も考えずの口の中に放り込んで、「あいやーっ」。でした。
 その後、ローカルの知人に「干し梅干しはポピュラーなのか」と聞いたところ、その人が、ポケットから取り出したのです。常に携帯しているのか? 成る程、ポピュラーだと思った次第。

 

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豚レンコンピリ辛炒め/これだけは食べられなかった珍味

2015年01月03日 | 田舎生活の衣食住
 お節料理の残りのリメイクです。レンコンに豚コマを加えて、一味唐辛子の辛さを利かせたピリ辛炒めにしてみました。レンコンに予め味が付いているので、醤油は香り付け程度です。
 ほかに、やはりお節料理の残りをひとまとめにしたお菜弁当。




 お節料理もこれでお仕舞い。雑煮も、2日朝に食べてお仕舞い。早いですね。幾日も掛けて準備した新年の行事が終わってしまったようで、物寂しい思いです。
 未だ松の内ですが、今日からは平常に戻ります。
 近所のスーパーの初売りでした。1000円以上買うと、干支の置物が貰えるので、出掛けました。昨年は全く知らないで買い物をし、瀬戸物の馬を頂きました。青磁みたいな感じで素敵なので、今年も欲しいと、思った次第。
 こういった、ただなら貰わなければ…といった考えは、完全に中国人(香港含む)に感化されています(笑)。
 
 香港で、これだけはどーーーっしても食べられなかった物。それは、鶏の足。そう、もみじと呼ばれる足先です。決して腿ではありません。
 香港では、鍋の入れたり、煮たり、蒸したり、揚げたりして、普通に食べられています。若いきれえな女性の口から足が飛び出していたりすると、背筋がぞぞーっ。しかし、コラーゲンたっぷりな健康食らしいです。
 もうひとつは、香港、そして中国大陸でも良く食べられているあひるの血を固めた代物。これも鍋や麺、スープの具として良く見掛けるのですが、生臭くてとても食べられた代物ではありませんでした。こちらはどのような効能があるのかも分かりません。嗜好の問題でしょうか。
 ほかに桂林のスッポンの姿煮。この3つが、三大食べられないラインナップでした。
 香港のギャルは確か、カエルの卵も甘味として食べていたような気がします。
 フィリピンなど東南アジアで有名な、ふ化した卵のゆで卵は幸いなことにお目に掛っておりません。ですが、香港の街角で売っている茹で卵も大分敬遠していました。ですが、これは薬膳で茹でた普通の卵でした。
 そうそう珍味でも亀苓膏(がいりんこう)=亀ゼリーは、漢方薬の香りが漂い、身体に良さそうなので、良く食べていました、姿形がないですからねえ。




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今年の雑煮/香港で食べた日本各地の雑煮

2015年01月02日 | 田舎生活の衣食住
 うへっ、今朝(未明だけど)は冷え込みが厳しいです。元日も寒いいち日でした。皆様の地域はいかがでしたか? 毎年、冬とは思えないくらいに穏やかで暖かいのですが、こんなに寒い元日は珍しいくらいです。
 あっ、我が家は室内も寒いです。暖房機が炬燵しかないから。それでも、お節料理と雑煮で新春を祝いました。
 今年の雑煮はイレギュラーです。頂いた切り昆布の佃煮が沢山あったので、これを利用してみました。
 汁(つゆ)をほとんど出汁だけにして、大根とニンジン、干し椎茸を煮込み、焼いた餅を碗によそってから汁を掛けます。そして、茹でた青菜と昆布の佃煮をトッピング。ミカンの皮も細切りにしてから甘く煮付けてあります。これも飾りに乗せました。
 そして食べる時に、昆布を汁に混ぜると、凄く昆布の出汁の利いた美味しい澄まし汁の雑煮になりました。




 この辺りの雑煮は、鶏肉に、大根、ニンジン、牛蒡などの根野菜を煮込んで、青菜を乗せます。焼いた四角い餅に醤油の汁です。
 我が家は鶏肉を好みませんので、豚肉にして醤油味のけんちん汁が基本ですが、昨年は鰤(ぶり)で福岡風にしてみました。
 お節料理も粗方食べ尽くし、本日の昼からは通常のメニューに戻ります。準備には丸いち日掛かったのに、食べるのはあっと言う間ですよね。

 香港に居た頃、岩手県、福岡県、鹿児島県、福井県の郷土色豊かな雑煮を食した年がありました。初めて口にする雑煮は、どこも美味しかったです。
 その時初めて知ったのですが、沖縄には雑煮の文化がないそうです。北海道もなかったらしいのですが、開拓移民が全国から入植し、今ではそれぞれの地域の特色ある雑煮を食べているので、北海道の雑煮とひと口には言えないそうですが、北海道の食材を思い巡らせると、豊富な魚介入りを連想しますよね。「もの凄く美味しそう」じゃないですか? 
 長崎県も各地の特色が入り混じって具沢山なのだそうです。
 




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