.

.

今年の雑煮/香港で食べた日本各地の雑煮

2015年01月02日 | 田舎生活の衣食住
 うへっ、今朝(未明だけど)は冷え込みが厳しいです。元日も寒いいち日でした。皆様の地域はいかがでしたか? 毎年、冬とは思えないくらいに穏やかで暖かいのですが、こんなに寒い元日は珍しいくらいです。
 あっ、我が家は室内も寒いです。暖房機が炬燵しかないから。それでも、お節料理と雑煮で新春を祝いました。
 今年の雑煮はイレギュラーです。頂いた切り昆布の佃煮が沢山あったので、これを利用してみました。
 汁(つゆ)をほとんど出汁だけにして、大根とニンジン、干し椎茸を煮込み、焼いた餅を碗によそってから汁を掛けます。そして、茹でた青菜と昆布の佃煮をトッピング。ミカンの皮も細切りにしてから甘く煮付けてあります。これも飾りに乗せました。
 そして食べる時に、昆布を汁に混ぜると、凄く昆布の出汁の利いた美味しい澄まし汁の雑煮になりました。




 この辺りの雑煮は、鶏肉に、大根、ニンジン、牛蒡などの根野菜を煮込んで、青菜を乗せます。焼いた四角い餅に醤油の汁です。
 我が家は鶏肉を好みませんので、豚肉にして醤油味のけんちん汁が基本ですが、昨年は鰤(ぶり)で福岡風にしてみました。
 お節料理も粗方食べ尽くし、本日の昼からは通常のメニューに戻ります。準備には丸いち日掛かったのに、食べるのはあっと言う間ですよね。

 香港に居た頃、岩手県、福岡県、鹿児島県、福井県の郷土色豊かな雑煮を食した年がありました。初めて口にする雑煮は、どこも美味しかったです。
 その時初めて知ったのですが、沖縄には雑煮の文化がないそうです。北海道もなかったらしいのですが、開拓移民が全国から入植し、今ではそれぞれの地域の特色ある雑煮を食べているので、北海道の雑煮とひと口には言えないそうですが、北海道の食材を思い巡らせると、豊富な魚介入りを連想しますよね。「もの凄く美味しそう」じゃないですか? 
 長崎県も各地の特色が入り混じって具沢山なのだそうです。
 




 人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ