内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

本棚修繕記

2022-04-09 09:14:55 | 雑感

 昨日の朝、そろそろ大学に講義に出かけようとしていたとき、仕事机右脇の木製の書架の棚の一つが前方に若干傾いていることに気づいた。すぐには原因がわからず、時計をにらみながら、棚の本をすべて下ろし、棚を書架から外してみて、驚いた。本の重みで前方の留め金が歪み、外れてしまっていたのだ。これはすぐには直せない。時間がない。仕方なく、そのままにして出かけた。帰宅して、すぐに直そうと思ったが、ちょっと手間がかかりそうなので、まず昼食をしたためた。
 言葉で説明するとちょっとわかりにくいかもしれないが、なぜ過重になったかというと、当該の棚の上に別の棚を直角に置き、その棚が机上にせり出すようにして、その上にも本が並べてあり、その本の重みでせり出した棚が傾かないように、書架上で二つの棚が直角に重なり合っている部分に普段読まない本を詰め込んであったので、その重なり合った部分にだけ偏って重量がかかっていたからである。それでその部分を支えていた金具が歪み、穴から外れて落ちてしまったのだ。穴の方も少し抉れてしまっている。だから、元の穴に金具を戻すこともできない。
 幸い予備の金具があったので、それに差し替え、一段穴を下げ、基本的な配置は以前のままだが、せり出した部分にはできるだけ負担がかからないように調整した。ついでに棚とその上に並んでいた本の埃をきれいに払った。
 結果として、以前よりも本が取り出しやすくなり、よい気分である。