内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ほんまにありがとうございます

2023-09-17 17:22:19 | 雑感

 今日も一日論文執筆に取り組む。四〇〇字詰め原稿用紙にして二〇枚半まで書けた。指定枚数は三〇枚前後だから、三分の二は一応書けたことになる。ただ、構想段階で予定していた論点がもう一つ残っている。それは数日「寝かせ」て今度の週末に取り組むことにして、明日月曜日から金曜日までは、すでに書けている部分の推敲と増補に当てる。
 今朝、原稿執筆前に一つだけ大学関係の簡単な仕事を処理した。
 先月まで大阪大学に一年間留学していた学生が、大阪で仕事を見つけたので、フランスに戻らずにビザを学生ビザから就労ビザに切り替える手続きを始めたと知らせてきた。その手続のためには、ストラスブール大学の卒業証明書が必要なのだが、大阪大学からの正式な成績証明書は九月末にならないと発行されず、それでは手続きに間に合わない。どうしたらいいかという相談のメールだった。メールは立派な日本語で書いてあって、この学生の一年間での上達ぶりにちょっと驚かされた。
 こういう相談・依頼に対して、私は滅法迅速に対応する。恐らく大学全体でも指折りの速さだと自負している。当該の学生には、非公式の成績表でいいからすぐに送ってくれ、そうすれば月曜日には卒業証明書が発行されるように教務課に書類を送る、と即座に返事を送った。幸い学生は阪大のサイトの成績表のスクリーンショットをPCに保存してあった。
 学生からの感謝の返事が可笑しかった。
 「了解です!ご迅速な対応とお手伝い、ほんまにありがとうございます。」