毎月第二土曜日に荒子観音寺所蔵の円空仏が公開される。
江戸時代前期に円空は度々荒子観音寺に逗留して、3メートルを越す仁王像から数センチの千面菩薩や木端仏まで、1256体の仏像を作っている。
今年最初の拝観日を迎え、訪れる人たちの案内や、円空仏体験彫刻の指導をした。
地元の人以外にも、兵庫県や岐阜県など遠隔地からの人も多く訪れていた。
荒子観音寺は尾張四観音の一つで、天平元年(729)の創建と伝えられ、加賀藩主前田利家が天正4年に再建している。
前田利家の菩提寺としても知られ、利家の甲冑も本堂に保管されている。
境内の多宝塔は市内最古の木造建築物で、国の重要文化財に指定されている。
例年節分会は、立春の前日2月3日に行われることが多い。
今年の立春は国立天文台が観測して発表した2月3日なので、その前日が節分となる。
恵方に当たる荒子観音寺の豆まき式は、2月2日10:00~17:00で行われる。
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