今朝は西の空に少し欠け始めた残月が輝き、名駅のビル群が朝日に染まっていた。
毎週木曜日は円空仏彫刻「木端の会」の稽古日で、午前中は荒子観音寺の教室で過ごした。
2月2日に節分豆まき式が行われるので、本堂の扉に恵方年表が掲示されていた。
恵方は5年周期・4方位で巡り、尾張四観音の笠寺観音、龍泉寺、荒子観音寺、甚目寺観音の順に5年に一度恵方が回ってきて、荒子観音寺は今年が恵方に当たる。
昔から恵方の寺に参拝すると、ご利益が多いと言われていて、例年より多くの参拝者が予想される。
今日は真冬並みの寒さになり、教室内も冷え込みが強く、エアコンを入れても足元が冷えた。
材料庫から直径25センチほどのヒノキ丸太2本を出して、彫刻の素材作りをした。
金矢とクサビを使って半割りにして内部を調べたが、隠れ節や入り皮などの欠陥もなく、木目も素直に通っていた。
そのうちの2個を家に持ち帰り、三角柱に加工した。
先日完成した薬師如来の左右に祀られる日光菩薩と、月光菩薩を彫る予定。
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