
台風の影響もなく、朝から青空が広がり、厳しい暑さとなった。

納屋橋脇の堀留が泡立っていたので、目を凝らすとたくさんのボラの子が泳いでいた。

汽水帯を好むので、上げ潮に乗って遡上したようだ。
5センチ前後とまだ小さいが、秋になればもう少し大きいのが上がってくるかも知れない。
酸欠や汚水に耐えて、無事に海へ戻って欲しい。

「すいとぴあ江南」で開催されている「円空仏木彫教室」の2回目講座は、円空ゆかりの寺、琴聲山音楽寺で行われた。

境内にある会館で、円空研究第一人者の長谷川公茂さんの講演を聴き、所蔵の円空仏を拝観した。

講演の中で、円空仏の拝観に余計な説明は要らない、
静かに向き合えば円空さんの心が伝わってくると言われた。

↑境内の護法神像(摸刻)
鑿跡から道具の使い方や、彫り方のヒントを得ようと仏像を見ていたが、
どうやら大切なことを見落としていたようだ。
円空作の「十二神将像」や「荒神像」などをじっくり鑑賞したので、
次のステップに生かしたい。