名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

お盆入りに想う

2017年08月13日 | 暮らし


お盆入りの今日は朝からよく晴れて、
暑い一日となった。

街なかは車や人の往来も少なく、観光地へ
流れて行っているようだ。





ミッドランドスクエア地下街では、水族館が
開設され見物客が集まっていた。



ご先祖を迎えるため、仏壇の掃除をし盆提灯も用意した。



掃除の合間に過去帳を繰っていたら、私から遡ること
10代が記録に残る先祖だと分かる。

貞享四年に亡くなっているが、苗字がないので、
尾張の百姓か商人の出と思われる。

この年は三代将軍綱吉が、生類憐みの令を出している。
天保~安政~嘉永と飢饉や大地震、百姓一揆、
ペリー来航など、時代が大きく変わっていく。



6代目にあたる文久元年生まれの曽祖母は、
99歳で亡くなっている。

晩年の10年ほど同居していたが、針仕事をしながら
昔話をしてくれたことを思い出す。

幕末から明治、大正、昭和と、文字通り激動の時代を生き抜いた
曽祖母の生き様を聞いておけばよかったといまだに残念に思う。



あるネット情報によると、10代遡ると1000人の先祖がおり、
20代遡ると百万人以上の先祖がいるとのこと。



1人でも欠ければ、自分は存在しないわけだから、このつながりに
思いをいたすのがお盆かもしれない。
コメント (6)
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