
お盆入りの今日は朝からよく晴れて、
暑い一日となった。
街なかは車や人の往来も少なく、観光地へ
流れて行っているようだ。


ミッドランドスクエア地下街では、水族館が
開設され見物客が集まっていた。

ご先祖を迎えるため、仏壇の掃除をし盆提灯も用意した。

掃除の合間に過去帳を繰っていたら、私から遡ること
10代が記録に残る先祖だと分かる。
貞享四年に亡くなっているが、苗字がないので、
尾張の百姓か商人の出と思われる。
この年は三代将軍綱吉が、生類憐みの令を出している。
天保~安政~嘉永と飢饉や大地震、百姓一揆、
ペリー来航など、時代が大きく変わっていく。

6代目にあたる文久元年生まれの曽祖母は、
99歳で亡くなっている。
晩年の10年ほど同居していたが、針仕事をしながら
昔話をしてくれたことを思い出す。
幕末から明治、大正、昭和と、文字通り激動の時代を生き抜いた
曽祖母の生き様を聞いておけばよかったといまだに残念に思う。

あるネット情報によると、10代遡ると1000人の先祖がおり、
20代遡ると百万人以上の先祖がいるとのこと。

1人でも欠ければ、自分は存在しないわけだから、このつながりに
思いをいたすのがお盆かもしれない。