
母方の菩提寺で行われた盂蘭盆会・施餓鬼法要へ
行ってきた。

先祖の供養とともに、地獄に堕ちた亡者にも施しをする法要で、
近隣のお坊さんと檀信徒が集まって行われる。

比較的檀家の多いお寺で、3回に分けて執り行われた。

鉦や太鼓に合わせて、何巻かの読経のあとに、
焼香をして50分ほどで終わる。


↑境内の賣茶堂(当寺は茶道・賣茶流家元)
子供の頃から見慣れた風景は、十年一日のごとく
変わらない。
檀家と触れ合う数少ない機会なので、住職の気の利いた法話やお施餓鬼にまつわる
説教などを聞きたいと思うのだが、何もなく終わってしまう。
何か物足りなさを感じながら、卒塔婆を手に寺をあとに
するのは、いつものならいだ。