名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

北の暴挙と南の難癖

2017年08月31日 | 雑感

↑中川運河上空は積乱雲に変わっていわし雲が泳いでいた

昨日の北朝鮮ミサイル発射ニュースと
Jアラートに、早朝から日本中が騒然とした。

その狙いは米韓軍事演習の牽制とか、国威発揚とか専門家が
分析しているが、未熟な独裁者の思考を読むのは難しい。


↑東京都震災慰霊堂(フリー画像より)
その日の朝鮮日報が、「関東大震災朝鮮人虐殺犠牲者遺族会」
の発足と、活動を開始したことを報じていた。


これまで、徴用工や慰安婦、原爆被爆者の遺族会や団体は存在したが、
関東大震災に関連した遺族会が作られたのは初めてとのこと。

遺族は日韓両国の政府に虐殺の真相を速やかに究明し、
遺骨の返還や賠償・補償などの措置を求めるという。


↑快晴の荒子観音寺で円空彫刻の稽古をしてきた
現在韓国の法廷で、元徴用工やその遺族が、日本企業に損害賠償を
求め、韓国の裁判所は原告勝訴の判決を下している。

日本は、日韓基本条約に基づく戦後補償で請求権は消滅していると
主張したが、韓国の裁判所は個人の請求権は存在すると判断した。


↑境内の円空彫刻教室
当時の韓国政権が戦後復興を優先して、個人の補償に
回さなかったツケを、今更日本に振るのはおかしい。

裁判所が請求権の存在を認めたことが、関東大震災遺族会
発足の引き金になっていることは明らかだ。

慰安婦問題もすでに解決済みのはずが、政権が変わると
国同士の約束も反古にして蒸し返す。

記憶から遠ざかっていく出来事を、「千年の恨」思想が
根強い国は、執念深く追い続ける。

もたもたしていると、秀吉の朝鮮出兵や、元寇で
日本海に沈んだ高麗軍の補償を求めかねない。

南北揃って次元の低い揺さぶりをかけて来るが、
真意をはかることすら煩わしい。
コメント (2)
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