名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

作品展から帰ってきた円空仏

2019年05月20日 | 暮らし


低気圧が接近中で雲行きが怪しく、時おり
強風がビルの間を通り抜けていく。

納屋橋際の栴檀(せんだん)の花が、風に大きく
揺れていた。

円空仏彫刻作品展に出ていた三体が、わが家に
戻ってきたので、玄関や居間などに飾ってあった
像と入れ替えをした。



玄関扉を開けると、真正面で不動明王が
睨みをきかせ。



その脇では、薬師如来が優しい笑みで
迎えてくれる。



靴入れの棚には護法神が控え、鋭い眼光で
邪気の侵入を防いでいる。



持ち場を譲った仏像は、新しい場所を得て
役割を果たしてくれる。
階段の踊り場には十一面観音が納まり、安全を
願って四方に目配りをしている。



居間のデスクの脇には善女竜王がいて、もっと
励めと促す。

守ってもらうのは有り難いが、家中で仏さまの
視線を感じると、意地悪や悪さが出来なく
なってしまう。
コメント (4)
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