↑午前5時、快晴の朝
(以下本文とは関係なく立山登山の写真を載せてます)
↑目指す雄山の稜線も鮮明に
立山登山の二日間は天気に恵まれ、久しぶりに
夏山を堪能した。
80歳を目前にして、足腰の衰えは否めなく、日常生活の
不都合も自覚している。
登山では筋力や体力の衰えが、転倒や滑落事故に
つながるので、人並み以上に慎重な行動をしている。
↑氷河の跡
今回もつまずいたりよろめくことも度々あったが、
大事には至らなかった。
↑雪渓とクレバス
3000メートル級の山では酸素が薄く、肺活量の低下なのか、
息苦しくなる度合いが増えた。
つまずくのは、足を上げているつもりでも、つま先が
上がらず、すり足になっている。
↑眼下の室堂平、その向こうは富山湾
よろめくのは、バランス感覚の衰えで、一本足で立てる時間も
少なくなり、踏ん張りが効かない。
↑一の越と彼方の白山
理由は分かっていながら、悪あがきして鍛えている。
↑岩場を登る
山に登って、その効果を未だに実感できない。
↑頂上が見えてきた
何事も無理して頑張るより、これからは衰えを素直に
受け入れることが必要かも知れない。
↑雄山頂上
今回は、追い越されようがペースを守り、小幅でゆっくり歩き、
息切れする前に小休止と深呼吸をしてバテを防いだ。
剣・立山連峰の最高峰、大汝山
↑奥に聳える剣岳
それを守ったせいか、厳しいコースで怪我もせず、バテて
歩けなくなることもなかった。
↑大汝山と小屋
↑一の越への下り
↑積乱雲が発生
↑室堂へ急ぐ人で渋滞
↑轟く雷鳴と稲妻の中を室堂へ急ぐ
↑眼下の黒部ダム、その向こうは後立山連峰、手前は御前沢氷河
(御前沢と剣岳の小窓、三の窓雪渓は氷河と学問的に認められた)
マイペースを守れば、もう少し先まで登山が楽しめそう。