朝のうちは晴れていたが、昼前から雲行きが怪しくなってきた。
栄のレストランで、高校同期会の打ち合わせをし、内容や段取りも決まり、
あとは名簿チェックと案内状作りだけとなった。
帰り道で、御園座の歌舞伎公演「吉例顔見世」の「まねき上げ」を見た。
公演を前に出演者の名前を書いた看板を掲げ、大入りを願う伝統行事。
出演者の中村梅玉と中村獅童の挨拶の後、興行の成功を祈って塩投げと、
鏡開きが行われた。
「まねき上げ」の後は升酒が振舞われ、集まったファンを喜ばせた。
挨拶で梅玉さんが、私は雨男で天気が心配と話していたが、
言葉通り本降りの雨となった。
しばらくは秋雨前線の停滞で、雨の日が続くようだ。