
昨夜来の雨は上がって、日差しが戻ってきた。

雲も多いが晴れ間もあり、蒸し暑い真夏日だった。

木曜日は円空彫刻の稽古日で、中川運河沿いの「珈琲元年」で
一息入れて、会場の荒子観音寺へ向かった。
明るい店内の雰囲気と、運河の借景が好きで、
木曜日の定例コースになっている。

ここしばらくは雑用が多く、家で彫刻の練習をする
時間が取れなかったので、少し根をつめて彫った。

明日の彫刻教室に備えて、小さな観音像と
迦楼羅像を数体彫った。

境内の多宝塔で補修工事の足場が組まれていた。
この塔は、室町時代後期 天文五年に再建された市内最古の
木造建造物で、国の重要文化財に指定されている。
文化財を後世に残すために、日頃の保存・修復活動が
欠かせないようだ。