名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

雨の納屋橋

2022年08月31日 | 歩く


朝方は本降りの雨が降っていた。



雨の中を納屋橋から、堀川沿いの遊歩道を歩いてきた。



遊歩道の広場には、名古屋城築城の折に堀川を掘削した
福島正則公の銅像が建っている。



納屋橋河畔には、丁字型の石組みの掘割が残っている。
戦前から陶磁器や織物などの商品が、この界隈の倉庫に保管され、
掘割を利用して船で名古屋港へ運ばれた。

倉庫は戦災ですべてが焼失し、一面の焼け野が原には陶磁器や
レンガなどが散乱していたことを思い出す。

今は使われなくなった掘割の頑丈な石垣が、当時の面影を
わずかに残している。



昼前には晴れ間が広がり、厳しい残暑の一日となった。
じめじめした不快な蒸し暑さも嫌だが、強い陽射しの
真夏日も辛い。
コメント (2)
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