名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

長島菜園から治水神社へ

2023年11月08日 | 畑仕事

朝から雲一つない、爽やかな秋晴れの一日だった。


先日定植した玉ねぎの苗は、うまく活着しているようだ。


キャベツや白菜の虫食いが目立つ。
まだ蝶々が飛んでいるので、葉に卵を産み付けている。


幼虫を見つけ次第摘まんで潰しているが、保護色で見つけにくいし、
数も多いので取り尽くせない。


畝周りの草取りをしたが、雨後で土が柔らかく根こそぎ抜けるので
気持ちがいい。

大根と里芋を収穫したが、大根はどれも太くて短い。
深く耕したつもりだが、まだ十分でなかったようだ。


早めに畑仕事を終えて、治水神社へ立ち寄った。


江戸中期に幕命で、薩摩藩が木曽三川の治水工事を行った。
薩摩藩家老の平田靱負が、工事責任者となり宝暦5年に難工事を完成させた。


莫大な藩費を使い、多くの犠牲者を出した責任を取り、工事の完成を
見届けて自害したといわれる。


右の木曽川と左の長良川を分ける締切堤


↑千本松原
薩摩藩士が治水工事完成後に、千本の松の苗を植えたと伝えられている。


長良川対岸の多度山

↑千本松原締切堤と木曽川
薩摩義士の悲しい史実と、壮大な治水工事が行われたことが不思議に
思えるほど木曽三川の流れと治水神社境内は静寂に包まれていた。


コメント (3)
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