
徳川園で開催中の「寒を遊ぶ・冬牡丹」を見に行ってきた。
園内各所に藁囲いをした牡丹の鉢が置かれている。



ちょうど今が満開で赤、ピンク、白、黄、紫の大輪の花が、妍を競っている。



陽だまりの斜面や茶室の庭などに置かれ、静けさの中で鹿威しの乾いた音が聞こえてくる。

竹を利用した灯りのオブジェが置かれ、夜はライトアップされて幻想的な風景が演出される。

池の鯉は足音を聞くと近寄って来るが、今は冬眠中で動きが鈍い。

鴨は風を避けて池の隅でかたまっていた。

サザンカは園内のあちこちで咲いていた。

寒さに弱いソテツは弧や藁で養生されている。
日本庭園では雪つりと共に、冬の風物詩として欠かせないものになっている。

園内にある登録有形文化財の「蘇山荘」で、お茶を飲み徳川園を後にした。