★一番下にゆうきとも師による無料のYouTubeでのライブ配信のリンクがあります
●最近は電池切れの日々である。とにかく脳も体も動かない。
なんとトランプを、もう二週間以上触っていないのではなかろうか。
私としては異例である(よな、たぶん)。
●そんな中、『第 20 回ゆうきとも LIVE』の放映の日になった。
●ゆうきとも師のおかげで手品に久しぶりに触れた実感が得られた。
●まず、アドバンストコース 10 回目と基礎講座 22 回目を受講する。
右のリンク先が講座やコースの公開されている範囲。これらの項目を見ただけでマジシャンにはわくわくするものがあるはず。
●アドバンスコース10回目は特に刺激を受けた。
●「カジュアル」について、できている面とできていない面があった。
できている面としては、今年の元旦に親戚に見てもらうときにカジュアルな導入だったと思う。
できていない面としては、これだけ長く手品を演じていて、お恥ずかしい話だが、誤解していた部分があった。「カジュアル」な導入についてであり、過去の記事にも、その誤解を書いてしまっていた。深く反省。
●「メンタルトリック」については、あまり演じない分野かもしれない。
以前、メンタルマジックで怖い目にあったという話を書いた。
・・・・・・・その記事からの引用(一部、強調)・・・・・・・
●専門学校の講師室で「ペンに気を入れると変わったことができます」と言ってしばらく気をこめ(る演技をして)、さかさまのグラスの底に置いて30秒ほどたつとゆらりと揺れてから落ちるというマジックを演じた。非常によくできたマジック道具でゆらりとするところが非常にリアルなマジックだった。いきなり落ちるよりもリアリティがあったわけだ。
●で、だ。
その後、女の先生に講師室の隅によばれると彼女はこう言ったのだ。
「あなたは私たちの仲間だと思うの」
私はやばい、何かやばいことに巻き込まれるぞと思ってとっさに「あなたも手品をされるのですか」と言った。
その時の彼女の私を見る目。もうね、これが、熱狂的信者が異教徒を見る目かと思わせるほど怖かった。その時以来、超能力者ぶった演出のマジックはしなくなった。
・・・・・・・引用終了・・・・・・・
●「メンタルトリックの力強さと危険性」を実感したわけだ(そういえば、マックス・メイビンの『マインズデック』を演じて悲鳴をあげられたこともありました)。
●続いて、いよいよ『第 20 回ゆうきとも LIVE』を視聴。
最近、電池切れだった私に電源を入れてくれた90分。
以下のような濃密な時間を過ごしたのだ。
数理トリックの話/2 種類の予言が必要な場合の解
決方法 2 種類/手続きを変える/マルチプルアウト
を使う/シャトルパスの話/折紙封筒の使い方・ア
イデア/ゆうきコインの入替り:50 セントコイン
が 25 セント 2 枚に変化/かつやさんの方法:3 種
類のコインの出現/ゆうきの考察:折紙封筒のメリ
ットとデメリットを考える/ゆうきの新手順/
YuMo さん:①よりシンプルな折り方 ②封筒の内
側にメッセージ ③メッセージの一部を隠す ④ビッ
グディールのバリエーション/ダブルクライマック
スやサカー的演出の注意点
●かつやさん、YuMo さん、それぞれの作品が面白く、良きマジックセッションでした。手品を考える人ってすごいなあ。
●マジック作品の改案、創作、評価について学べた。
自分でも何か改案か創作をしてみたくなる。
●引き算の発想が大切なんだなあと実感。
以前、日本人形の職人さんが線の数を減らして立体感ができれば一人前という意味で「人形作りは引き算」とおっしゃっていたが、マジックも同じように創作、改案だけでなく演技でも完成と思わないで、そこから何を引けるかを考えないといけないんだなと実感。
●そうそう、18日の日曜日の15時からYouTubeで「ゆうきともLIVE」の特別編がありますよ。
会員でなくても見られます。一組のトランプを用意すれば、マジックを体感することができます。
お得ですね。
ゆうきともLIVE特別編13
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