旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

昼までシャルトルゆっくりしてから電車でパリへ

2013-08-25 07:38:18 | フランス
《手造の旅》あなたの知らないロンドン、パリ、+シャルトル六日目。
シャルトル市内を歩く
昨夜はシャルトル大聖堂の夜景と地下訪問で遅かったので、少しゆっくり出発。

大聖堂は川を見下ろす丘の上に建てられている。後ろ手から「下の街」を見晴らすとそれがよく理解できる。古代にはこの斜面を利用して劇場が建設されていた。その名残も発掘されている


上と下はまさに身分の差↓この階段は階級をつないでいる。

「上の町」へ水を売りに行く「水売り人」がこの階段を上り下りしていた。


今も新鮮な湧き水をたたえる井戸がこれ


洗濯場

川は上流から水をきれいにつかう順番・職業別に住分けられていた。

通りの名前はその職業が残っていることが多い。
この「マサクル」は英語でも「大量虐殺」を意味する単語。
ここは動物の屠殺が行われていた
そのひとつ上流にある「タヌリ」は「皮なめし」の意味

川のすぐ外側には二十世紀にはいっても城壁と城門が残されていた。
その門の絵が看板に描かれている(写真内左下:拡大してご覧ください)

そして、その残骸が写真内右上に見える。これを壊したのは第二次世界大戦時に占領していたドイツ軍。撤退が決まると爆破したという。

「上の街」へあがっていく、雰囲気のある道


大聖堂近くの路地に「牛乳通り」と「ハーブ通り」


大聖堂の彫刻、地獄へ行かされる人々の方がいつもおもしろい


ファサード裏側のステンドグラスから「エッサイの木」の部分

「シャルトル・ブルー」と通称される美しいステンドグラスは、こちらの首を傾けた聖母のまわりの青空のような透明なブルーをさす
この中心の四枚だけ1194年の大火災以前から大聖堂にあったもの。
その後の時代に制作されたものとははっきり違う青。
かつてのもう少し小さめの大聖堂で主祭壇後ろにある最重要のステンドグラスだったのではないかと想像されている。

大聖堂の床に描かれている巨大な迷図の写真がお店にあった

近所のひとがワンちゃんつれて来店している。おや?シバ犬と甲斐犬ですね


昼食は、近くのビストロへ。選んだメニューで小松がいちばんおいしかったのは、ホタテとアボカドのケーキ

レモンとバルサミコでさっぱりいただきました。

15:00、ホテルに置いてあった荷物をとって、駅へ向かう。
そのために駅から近いホテルにしておいた(^^)

チケットを打刻機に入れる。

今日は一等車へ

約一時間半、のんびりローカル列車の旅。
この粋なベレー帽の人は車掌さんです

二階建てで座席もたくさんある

モンパルナス駅へドライバーさんがむかえに来てくれた。
お昼にスーツケースだけ載せて先にパリへ出発してくれていたのである

ルーブル美術館から徒歩すぐのホテルへチェックイン。ルーブルの地下カルーゼルのモールなどご案内

ほんとに便利な場所です。

コメント
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