アメリカという国が大西洋と太平洋の両方にまたがる大国になるために、どうしても必要だったのが東西二つの世界を結ぶ鉄道だった。
東西から建設されたレールが出会った場所、それがユタ州プロモントリーである。一昨年、その存在を認識していたが、今回の《手造の旅》ではじめて訪れる事ができた。
※二年前にこのルートを走った日の写真日記⇒こちらからご覧ください
**
アイダホ州、ラヴァ・ホット・スプリングス=溶岩温泉の朝、なんだかホッパーの絵を思い出させるホテルのネオン五時半にお米が炊き上がり、おにぎりをつくる。水はミネラルウォーターでないとねここでなら、こんなおにぎりでも美味しく食べていただけるかしらん(^^)
***
アイダホから南下してユタ州に入る。琵琶湖の七倍というグレートソルトレイクが右手前方に近づいてくる。サービスエリアでこの近辺の見どころをチェック。右の地図で「ゴールデン・スパイク」と表示されている場所が目的だが、近くにもいろいろ見どころがありそうだ。ネットなどでの事前にリサーチも重要だが、現地に入ってから実際に人と話して得られる情報がいちばん役に立つ。
「スペースシャトルを打ち上げていたロケットが展示してあるのよ」
と、サービスエリアの案内所の方がおしえてくれた。
え?そんなの初耳、なんか面白そうじゃないですか。
「ATKロケットガーデン」というのがその場所。たった二マイルほどしか離れていないなら、行ってみましょ!
※この時もう少し遠くの「スパイラル・ジェティ」という場所も提案してくれたのだが、残念ながらそこまで行く時間はとれなかった。
ランチはショッピングモールのサブウェイで買っていく。アメリカのゲーム景品ってこんなのです
高速を降りて、かつての大陸横断鉄道路線らしきルートに入ると標識がみえたそのまま田舎道を走っていくと、ロケット工場らしき敷地が。「ここかな?」インターホンで訊いてみるが、土曜日で応答出来る人がいない。どうやらここじゃないらしい。ちかくの看板に「ロケットガーデン」の標識を見つけて、二分ほど走ると・・・おお~荒野に白亜のロケットがそびえておりました!
かつてスペースシャトルを宇宙へ運んだロケットの下でピクニックをする。
★巨大なロケットの下で四人の日本人が座っているのが見えますでしょうか↴
スペースシャトルの他に誰もが耳にしたことがあるのはこの「パトリオットミサイル」かもしれない
地対空迎撃ミサイルとして1972年に開発がスタートし1981年に製品化されたと説明されていた。一発四千万円だとか?(きいた話です)
印象的だったのは、「アメリカのトランスポーテション(輸送)のはじまりであり最前線がここだ」という展示説明。大陸横断鉄道がはじめてつながった場所と、宇宙へ人を運ぶシャトルの開発が行われていた場所がすぐ近くに位置しているのはおもしろい偶然である。
****
ロケットとミサイルの屋外展示から十分ほど走ると、なにもない平原にぽつんと二台のSL機関車が向かい合っているのが見えてきた。
⇒プロモントリー訪問記、こちらに続き書きました
****
午後三時過ぎ、ソルトレイクシティが見えてきた
プロモントリーで接続した線路を使って、その二年後に東海岸へ向かった日本からの使節団がある。
ソルトレイクシティに残されたユニオン・パシフィックの駅舎にその記念プレートが掲げられている訪れた時、貸切パーティーの準備をしていたが、運良く内部に入れてくれた。
公家の曲げを結った人物が岩倉。
握手しているのは顔かたちから通訳の新島襄だろう。小さな子供はなんと当時七歳!の津田梅子にちがいない。
日本の夜明けに貢献することになる人々が、この同じ場所に立ていたことを想えば、日本人として感じるものがある。
*****
さて、今回の旅の最後の食事、唯一の大都市滞在なのだから、おいしくいただきたいですねぇ(^^)
今回はホテル近くのクリストファーズというお店を選んだシックな内装でお客さんたちも静かな雰囲気、ついつい大きな声になりがちの我々東洋人には心配…と思ったら、ちょっとした個室スペースで用意してくれていた。
ロブスターのてんぷら
マッシュルームにひき肉などを積めたもの
エビとトリュフ入りマッシュルーム
この丸いのはブリー・チーズ!ベリーのソースがよくあう
付け合せにはアスパラと芽キャベツ
お肉は、もっとレアを注文すればよかったかな
ビールは★ゴールデン・スパイクを
*
明日朝は、サンフランシスコを経由して日本への帰国便にのります。
東西から建設されたレールが出会った場所、それがユタ州プロモントリーである。一昨年、その存在を認識していたが、今回の《手造の旅》ではじめて訪れる事ができた。
※二年前にこのルートを走った日の写真日記⇒こちらからご覧ください
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アイダホ州、ラヴァ・ホット・スプリングス=溶岩温泉の朝、なんだかホッパーの絵を思い出させるホテルのネオン五時半にお米が炊き上がり、おにぎりをつくる。水はミネラルウォーターでないとねここでなら、こんなおにぎりでも美味しく食べていただけるかしらん(^^)
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アイダホから南下してユタ州に入る。琵琶湖の七倍というグレートソルトレイクが右手前方に近づいてくる。サービスエリアでこの近辺の見どころをチェック。右の地図で「ゴールデン・スパイク」と表示されている場所が目的だが、近くにもいろいろ見どころがありそうだ。ネットなどでの事前にリサーチも重要だが、現地に入ってから実際に人と話して得られる情報がいちばん役に立つ。
「スペースシャトルを打ち上げていたロケットが展示してあるのよ」
と、サービスエリアの案内所の方がおしえてくれた。
え?そんなの初耳、なんか面白そうじゃないですか。
「ATKロケットガーデン」というのがその場所。たった二マイルほどしか離れていないなら、行ってみましょ!
※この時もう少し遠くの「スパイラル・ジェティ」という場所も提案してくれたのだが、残念ながらそこまで行く時間はとれなかった。
ランチはショッピングモールのサブウェイで買っていく。アメリカのゲーム景品ってこんなのです
高速を降りて、かつての大陸横断鉄道路線らしきルートに入ると標識がみえたそのまま田舎道を走っていくと、ロケット工場らしき敷地が。「ここかな?」インターホンで訊いてみるが、土曜日で応答出来る人がいない。どうやらここじゃないらしい。ちかくの看板に「ロケットガーデン」の標識を見つけて、二分ほど走ると・・・おお~荒野に白亜のロケットがそびえておりました!
かつてスペースシャトルを宇宙へ運んだロケットの下でピクニックをする。
★巨大なロケットの下で四人の日本人が座っているのが見えますでしょうか↴
スペースシャトルの他に誰もが耳にしたことがあるのはこの「パトリオットミサイル」かもしれない
地対空迎撃ミサイルとして1972年に開発がスタートし1981年に製品化されたと説明されていた。一発四千万円だとか?(きいた話です)
印象的だったのは、「アメリカのトランスポーテション(輸送)のはじまりであり最前線がここだ」という展示説明。大陸横断鉄道がはじめてつながった場所と、宇宙へ人を運ぶシャトルの開発が行われていた場所がすぐ近くに位置しているのはおもしろい偶然である。
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ロケットとミサイルの屋外展示から十分ほど走ると、なにもない平原にぽつんと二台のSL機関車が向かい合っているのが見えてきた。
⇒プロモントリー訪問記、こちらに続き書きました
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午後三時過ぎ、ソルトレイクシティが見えてきた
プロモントリーで接続した線路を使って、その二年後に東海岸へ向かった日本からの使節団がある。
ソルトレイクシティに残されたユニオン・パシフィックの駅舎にその記念プレートが掲げられている訪れた時、貸切パーティーの準備をしていたが、運良く内部に入れてくれた。
公家の曲げを結った人物が岩倉。
握手しているのは顔かたちから通訳の新島襄だろう。小さな子供はなんと当時七歳!の津田梅子にちがいない。
日本の夜明けに貢献することになる人々が、この同じ場所に立ていたことを想えば、日本人として感じるものがある。
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さて、今回の旅の最後の食事、唯一の大都市滞在なのだから、おいしくいただきたいですねぇ(^^)
今回はホテル近くのクリストファーズというお店を選んだシックな内装でお客さんたちも静かな雰囲気、ついつい大きな声になりがちの我々東洋人には心配…と思ったら、ちょっとした個室スペースで用意してくれていた。
ロブスターのてんぷら
マッシュルームにひき肉などを積めたもの
エビとトリュフ入りマッシュルーム
この丸いのはブリー・チーズ!ベリーのソースがよくあう
付け合せにはアスパラと芽キャベツ
お肉は、もっとレアを注文すればよかったかな
ビールは★ゴールデン・スパイクを
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明日朝は、サンフランシスコを経由して日本への帰国便にのります。