旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ルーアン大聖堂のプロジェクト・マッピング

2015-06-19 15:08:02 | フランス
《手造の旅》フランス~ブルゴーニュ、MSM,シャルトル、パリ。
羽田から出発当日。

午前十時半発のJL便をつかって午後四時過ぎにはパリに到着、そのままノルマンディのルーアンにむかう。
普通は二時間ほどで到着するのだが、今日は6月の週末、パリからたくさんの車が郊外をめざし、大混雑。ルーアン駅近くのホテルに到着したのは20時をまわっていた。
ルーアン駅はちょっとアールヌーボー調のデザイン


時差で眠くなる時間帯だが、今日はまだまだ寝るわけにはいかない。
ルーアン旧市街のホテル泊にしたのは夜のプロジェクト・マッピングを見ていただきたいから。
陽が長いこの時期、それは23時スタートになっている。
プロジェクト・マッピング前、まだまだ明るい旧市街を徒歩で楽む。


モネも連作で描いた大聖堂のファサードが
夜の「プロジェクト・マッピング」のカンバスとなる


陽が長いこの時期は23時からスタート。
今年のテーマ、前半は「バイキング」

八世紀にセーヌ川を遡って荒らしまわっていたバイキング。かつて存在した木造の大聖堂が焼かれるイメージとバイキング船。
フランス王シャルル三世は自分の配下に加える懐柔策をとった。これがノルマンディ公国のはじまり。

ノルマンディ公国からイギリス王家がはじまったので、ノルマンディの紋章は赤地に金のライオンが二頭。
※イングランドは三頭


**後半のテーマは「ジャンヌ・ダルク」
英仏戦争をトランプのイメージで見せる。

彼女を処刑したルーアンの街にとっては微妙なテーマ。ジャンヌの具体的なイメージや火刑の具体的な様子などは一切登場させずにストーリーを単会させている。歴史的事実を知らないとその意味しているところはわかりにくいかもしれない。
とにかく、美しいですが。

たっぷり三十分。23時半までがんばって見ていただいてホテルでバタンキューの一日でした。
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