旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ディジョンからTGVでパリへ

2015-06-24 23:57:43 | フランス
きのうにもまして青空、今日は11時までディジョンの街で自由行動ホテルが旧市街にあればこそ、充分ではなくてもディジョンの街をもう少しだけ楽しむ事が出来る時間になる。

出発前に、滞在していたホテルがどんな歴史をたどってきたのかをおさらい。
●現在残る最初の建物部分は15世紀末の建造
ブルゴーニュ公国最後の君主=通称シャルル突進候が戦死して、フランス王領に編入されようとする時期である。
ディジョンの古い一族トーマス・バルビゼーの私邸としてたてられた。彼のイニシャルTと妻のマルグリットのイニシャルが、ゴシック装飾の一番上に刻まれている
彼らの家訓が[AZURE A SILVER EWE=grazing on a mound set]=牡羊に草を食べさせる、だからであるそうな。※この家訓の意味するところはよく分かりません。


柱には「聖トマソの不信」の図、これは当主トーマスの名前にちなむのかもしれない
ブルゴーニュらしいブドウの文様が美しい柱も

バルビゼー家はルイ15世時代には秘書官の一人を出したりした名家であった。

建物は1651年に売りに出され1671年には宗教団体サンタ・マルタ会が運営する子供たちのための施設となった。
フランス革命以後は生地工場は船の材料を作る場所になっていた。
※ホテルが発行している歴史案内より

歴史的な建物のホテルは、部屋が均一でなかったりするから一般的な団体には使いにくい印象がある。
それでも、歴史ある町ならではのこういった環境を楽しむ余裕を持った旅を造っていきたいと思うのだ。

***
12:01発のTGVに乗車ちょっとゆったり一等車を利用。
スーツケースは一足先にバスでパリに向かっておりますほんの一時間半強でパリのリヨン駅に到着パリですなぁ

パリのホテルもど真ん中。ルーブル美術館から徒歩三分。ちょっと古いけど

15時過ぎ、散歩にスタート今回のメンバーはパリに何回も来られている方とはじめての方といろいろいらっしゃる。
んん、では、誰も行ったことのないパリへお連れしましょ(^^)/
★この建物、ご存じでしょうか?

全体は四つのビルから構成されている

中庭にあたる部分にはこんなちょとした林が造成されている
ここはBnF=フランス国立図書館=Bibliothèque nationale de France
1996年に一般公開されたフランソワ・ミッテラン館。四冊の本を開いてたてた形をしている。

この周辺は倉庫街でさびれていたものを、再開発してゆく目的で導入され、成功している。

食事はセーヌにかけられたおしゃれな橋をわたって、ベルシー地区で、こんな
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