旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

プーリアの美しい街~ロコロトンド、アルベロベッロ

2016-04-04 15:04:19 | イタリア

※小さな写真は拡大してご覧ください

ロコロトンドも丘の上に位置する。名前由来はカタチの丸さからきているのだそうだ。それが視覚的に分かるこの角度⇒

バスは旧市街のすぐ外側に位置する広場まで入る。 南イタリアのこんな小さな町にも水の自動販売機があるんだ⇒ボトルは家から持ってきて、お金を入れる。金額は、なんと1リットル5セント! ここでも地モノ野菜が売られている。

★この写真、見慣れない野菜がたくさん。左上の果実は何でしょ?⇒拡大してごらんください⇒

 

左上の丸いのは小さなメロンのようなきゅうり! その右の紫とオレンジのは地元で人気のポリニャーノ産ニンジン。その右の巨大なインゲン豆はファーベ。生でも食べます。

左下はラぺというホウレンソウともまた違う菜っ葉。ひとつおいて、アーティチョーク。お昼ご飯、たのしみです。

****ロコロトンドの旧市街

入口⇒ 「イタリアの美しい街」に選定されているマークが掲げられている。さもあらん⇒  ロコロトンドの屋根はアルベロベッロのようなとんがり屋根ではないが、おなじキャンカレッレという石を積み上げてつくられた斜めの傾斜をもっている、「クンメルセ」と呼ばれる屋根だそうだ。⇒   

***中心部の広場で、壁に埋め込まれたレリーフが目に留まった。どうも牛を礼拝している?ルネサンス的な図柄であります⇒

*****アルベロベッロへ午後一時をぐっとまわって到着⇒

レストランに直行! 

席だけ予約しておいて、現場でいちばんおいしく食べられそうなものを注文する昼食!

時間もゆっくりとりましょう。 こういう食事こそ、ずうっと旅の記憶になるのだから。

●前菜で出てきたチーズの上に、スライスされたポリニャーノのニンジン!さっき教えていただいていたですぐぴんっときた(^^)⇒

●アーティチョーク、これもさっきの店頭にならんでいた。日本ではなじみのない野菜なので、上手に調理されていないと口に合わないのだが、今日は柔らかく、味もしっかりついていた⇒

●野生のチコリとトマト、チーズをつかってケーキ状にしたもの⇒

●このダンゴはパンを卵とチーズでこねてつくっているそうな⇒

●パプリカの詰め物、キャベツ、ほうれんそうとモッツァレッラ⇒

●メインにはおいしいお肉を(^^)付け合せは野菜のグリル⇒

●デザート各種 「デザートいらない」と言っていた9歳の子が、お兄ちゃんがたべているのをみて、「やっぱりほしい!」と言い出した。焼きあがるのに十分かかるけど・・・待った甲斐があるあつあつのファンダンショコラが、お花のデザインで登場しました(^^)⇒ レストランもとんがり屋根なのでちょっと見学させていただき

街も少し歩かなきゃ 

 

****最後に、町はずれのスーパーに寄った。ここは完全地元値段でありました(^^)

さぁ、夕暮れをポリニャーノまで帰ろう ホテルに到着すると、ちょうど旧市街の岸壁に夕日があたる時間帯。

旅の最後まで、素晴らしい天気に恵まれた。 

遅い夕食はやっぱり疲れてしまうので、近くのお店でフォッカチャ、そして八百屋で生でも食べられる果物や野菜を購入。

あ!昼間見たポリニャーノのニンジン売ってました⇒  洋梨もふつうに

 明日はお昼にバーリ空港からローマ経由、日本へ向けて出発です。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プーリアの美しい街~オストゥーニ

2016-04-04 10:59:42 | イタリア

※小さい写真は拡大してご覧いただけます

ポリニャーノに連泊して、プーリアの街をめぐる一日。

オストゥーニの街が丘の上に見えてきた オストゥーニ、の紋章は三つの塔がある城塞13世紀に皇帝フェデリコが建造したものがそのモデルだそうだ。

市場では彩ゆたかな地もの野菜が売られている⇒ 旧市街、大聖堂は15世紀末のゴシック様式 正面入り口、左でひざまづいているのが建築当時の司教。向かって右手の門上には、洗礼者ヨハネが「神の羊を見よ」と書かれた巻物を見せて立つ⇒内部はだいぶ改装されているが、後代に塗られた漆喰をはがした跡がある。中世的なカタチの十字架だ⇒ 教会というのは歴代の「えらいひと」によって改葬されてゆくのが運命。だから、そこに見えてみるものが「オリジナル」であることの方がすくない。この紋章がそこここに見られるが、19世紀のパルム(椰子の木)家が司教だった時代のようだ⇒

**街を歩く。丘の上なので、端までいくとこうしてオリーブの海と本物の海が見晴らせる場所に出る↓

丸い塔にくっついて建てられた家に、三つのちがった入口がとりつけられているのが目についた⇒ 正面から見ると、こんな感じ⇒ この三つ、いかな使い分けがされていたのか、想像してみる。 いちばん右のものは人間の通常の玄関。真ん中の大きいものは、馬車や荷車が入ってきた時の入口、だろう。 いちばん左は? この高さから想像するに、家畜を入れておくための場所だったのでは?・・・覗いてみると・・・今はゴミ溜めになっていたけのだけれど⇒

青空に映える白い城壁とそこにそのまま入り込んでいる住居⇒ 

・・・次は、ロコロトンドとアルベロベッロヘ向かいます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする