晴れた!
今年は例年になく寒い日が続き、我々がオランダに到着した4/26 以降も冬の様な気温だった。しかし、きのうから天気は劇的に回復、ぐぐっと温度が上昇し、いっきにチューリップ畑も咲き出していた。今日の為に、開花を送らせてくれていたようにさえ思える、素晴らしいお天気である。
**朝いちばんで「チューリップ畑貸切」プランが含まれている。実際のチューリップ農家と契約して、その時その時で見どころのチューリップ畑を見せてもらうこのプラン、いつもぴったりのところがあるとは限らない。キューケンホフ公園のすぐ外にひろがる畑の中を走るとこんな建物も⇒ そして、スロットさんの経営する花畑へ到着すると・・・今日は素晴らしいコンディションでした。
オーナーのスロットさんとその畑↓
この花々は、明日には機械でちょんちょんっと首を切られてしまう。花ではなく、球根を育てるのが目的なので。
短い命の花、摘んで我々にひとつひとつプレゼントしてくださった⇒ 二人乗りの自転車も置いてあって、「花畑と自転車、オランダらしい写真を一枚どう?」
***ふたたびバスに乗り、キューケンホフ公園を目指す。途中にキューケンホフ鉄道駅の小さな駅舎⇒
大きなバス駐車時用のある「メイン・エントランス」は、すでに行列が出来ていたここはスキポール空港からほんの二十分ほど到着できる。乗継の時間に花を見に来ることも可能。キューケンホフのオープンしている時には空港からシャトルバスも運行されている。
園内地図も無料、こんな風に置かれていた⇒ これほど混雑していても、なぜかこの公園は誰でもよい写真が撮れてしまう。不思議な場所だ↓
温室・展示ハウスも四つあって、ユリアナ(前々女王)、ベアトリクス(前女王)、ウィリアム・アレキサンダー(現国王)、それにオレンジ・ナッソウ家の名前がつけられている。雨の日にもここならゆっくりできる場所。中ではいつもお手入れが行われている。ちょうど、芝生を張り替えているところだった⇒
日比谷公園の二倍しかないので、歩いてまわるのにちょうどよい。
★園内のいちばん端に風車がある。このテラスに登ればすぐ外にひろがるチューリップ畑も見渡せる。もちろんそちらは、さっきのように球根を育てるだめの畑なのだけれど。
セルフサービスのレストランがいくつもあるし、アイスクリーム屋台やフレッシュないちごにクリームを乗せて売っていたりもする。今日の様に天気がよければ、一日ずっと楽しめる場所にちがいない。
八重桜もありました.
オランダでは桜のことを「ヤパンスケルセン」と呼ぶと、アムステルダムのガイドさんがおしえてくれたっけ。