旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

カイロ到着、スーパーマーケット経由ギザのホテルへ

2016-12-10 22:07:13 | エジプト

空から見るカイロは、東京とは全然違うけれど超絶の大都市であることはひと目で分かる

新しい街が砂漠の方へもどんどんひろがってゆき、その中心にはナイル川がたいして広くない川幅でながれている。世界最長の川ではあるけれど、砂漠の中をながれていくので川幅はひろくならないのであります。

空港近くのスーパーマーケットに寄る↓

こういうところでお土産になるもの、たしかにあります。小松はタヒーナ(食事によくでてくるゴマのペースト)を見つけて購入↓ビネガーでのばしてクミンをはじめとするスパイスを好みで味付けするのだそうな↓17.25エジプト・ポンドは、約US1ドル。変動相場が導入される11月以前のレートでは倍の2ドル換算だった。外国製品は今後もどんどん値上がりしてゆくだろう。インフレもすすんでゆくだろう。

そのスパイスは種類も豊富。胡椒、クミン、コリアンダー、などなど。↓小松が以前買った経験から、この手のモノは日本で売っているのとは比較にならないぐらいパンチがある=ぴりっと強い味がする、のであります↓

ディーツはナツメヤシの乾燥させたもの↓経験上、日本の柿が好きな人にはウケル味↓

**

「最近できた、いちばん高級なホテルです」と、ガイドさんのいうケンピンスキー↓

渋滞は近年とてもひどいときいていた

ギザのホテル近くにて、パピルス屋さんに寄る。かわらずがんばっていたのですね↓

近くには豊富なフルーツを売る店 そして、ギザのピラミッドが目の前のレストランで夕食となった↓

ここで、カイロ在住の日本人Nさんが、「ラジオ深夜便」の海外コーナーの為のインタビューにこられた。「観光復興途上のエジプトへきてみてどうでしたか?」という質問。

外では夜の街で子供たちが遊んでいる。過激派のテロ行為は散発するカイロだが、市民生活は街中の安全は、あの「アラブの春」でデモを毎日やっていた当時とはちがっている。普通の生活が守られているカイロに思える↓

***メナハウスホテルに到着。ここはピラミッドが目の前にみえる、かつての国王の迎賓館。チャーチルをはじめ、各国のVIPが宿泊していた。

明日の朝、中庭でびっくりするほど大きくピラミッドが見えるのを、みなさん見つけて喜んでもらえるにちがいない(^^)

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アブシンベルからアスワンへの陸路~トシュカの夢、飛行機でカイロへ

2016-12-10 12:27:09 | エジプト

アブシンベルの夜明け

ナセル湖にのぼる太陽。小船が漁をする。

こんな看板を見つけた。かつては下流までたくさんいたワニだが、今はこのナセル湖までしか生息していない↓

**当初は飛行機でアブシンベル⇒アスワンへと戻る予定だったのだが、出発近くなってから朝のフライトがなくなってしまい、陸路を三時間走ることになった。しかし、これ、なかなか面白い経験となった。村のモスク↓

行理列するトラックはどこへ?「あれはみんなスーダンへ行くバスなんです」とガイドさん↓

スーダンでは多くの日用品を輸入にたよっているのだそうだ。我々からすればアブシンベルは南の果ての砂漠都市でしかないが、より南のアフリカ諸国の人々にとっては、地中海・ヨーロッパ・西欧社会からの便利な品物の入口なのだろう。

もっと小さな村のモスク↓

いよいよ道は砂漠へと入った。ずっと・・・黒い道が砂漠をつっきってゆく↓

やがて水路があらわれ↓

蜃気楼かと思う街が遠くに見えてきた。これは、いったい?↓

「これがトシュカかぁ」

小松がエジプトへはじめて来たころから、二十年以上にわたりエジプト政府が建設をすすめてきた砂漠の中の人工都市である。※⇒こちらにもう少し書きました。

どこまで実現しているのか?人が住んでいるのか?今回は確かめるまでの時間はなかったが、この「街」を我々外国人がふらりと立ち寄るのは可能なのだろうか?

**たった一か所、途中に我々が休憩できるカフェが、かろうじてある。それでも、設備はこんな程度↓

トイレはこんな⇒ 

砂漠をドライブするというのは、日本の田舎をドライブするのとは違う。そこで売っていたレモンと唐芥子味のポテトチップス↓

ゆらめく蜃気楼をみながら、皆さん砂漠をながめるのです↓

砂漠はしかし、なにもない場所ではない。近年できたセメント工場だときいた↓

***お昼にアスワンにもどってきた。きのうの飛行機の旅とは全く違う体験ができた。

昼食に、モロヘーヤスープ↓

グリルチキンとコシャリ・ライス

アスワン空港から国内線・カイロ行に搭乗します↓

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