《手造の旅》屋久島と指宿 一回目3/5発 二回目4/22発のための屋久島下見。
羽田空港を朝六時半出発し、鹿児島でさっと乗り継いで
午前九時半に降り立った。
ターンテーブルで荷物・・・とおもったら、ターンはしないテーブル越しに渡される。ネパールのポカラ空港を思い出した。そうか、屋久島ってビッグネームだけれど、実際は田舎の離島だったのか↓
歩いてもすぐ近くのレンタカー営業所で手続き。傍らになんと「無料のCD貸出」があるなんて↓
これまた歩いても行ける近さにある屋久杉を使った彫刻屋さんへ。いきなり「箸作り体験」、少人数でちゃんとご指導いただけるので、誰にでも屋久杉にじっくり触れていただけます(^^)↓
●ヤクスギランドに向かう道 木材を積んだトラックとすれちがった。↓
世界遺産で国立公園で、そんな場所でも切りだせる木材があるんだ?と素朴な疑問。これは翌日に里めぐりのがいどさんにご説明いただいて、事情を理解した。 あ!ヤク猿↓ 群から離れてたオスのようだ↓
いちどヤクスギランドを過ぎて先まであがってゆく。山登りの入口には二日前の雪が解け残っていた↓
「紀元杉」は、車でもすぐそばまで行ける↓下の写真左手前に写っているのは、団体バスの記念写真用ベンチなのです↓
樹齢一千年を超えるモノを屋久杉とよぶのだが、それは有名な「縄文杉」以外にもたくさんあることを知った。「紀元杉」も充分な迫力↓
再び車で、ヤクスギランドの入口へ向かう途中に・・・あ!ヤクシカ、子供ですね。不安そうにこちらを見ている↓
さっと横切って茂みにはいってからも、こちらを伺っている↓ きいたとおり、サルとシカにはたくさん出会える。ちなみに屋久島にはイノシシも野兎もいないのだそうです↓
●ヤクスギランド 入口に到着。この名前をきいて遊園地だと勘違いした人もあるのだとか。ここは五つものルートが整備された屋久杉の森を歩く場所です。いちばん短いものは30分。今回小松は50分のコースをあるいたが、木道もしっかりしていて、普通に歩ける方ならばゆっくり楽しめてたっぷり屋久杉も楽しんでいただける場所だと思った↓様子、ごらんください↓
↓巨大な岩を巻き込んだ屋久杉の根。屋久島は花崗岩の巨石がごろごろしているのも面白い風景
道はよく整備されている↓
ご案内いただいた高萩さん↓屋久島へは二十回近く来られている。後ろに写っているのは、江戸時代に切れられた屋久杉の切り株、その上から新しい木が生えている↓苔むした古い切り株が、貴重な「土埋木」として使われるようになっている↓
あ!こんどは大人のヤクシカ↓ 我々のことはちらっと横目で見たきり、余裕をみせている↓
ヤクスギランドを出て、ふたたび海岸の道路へ下る。雲がはらわれて、尾根が顔をだした↓
山が終わるとすぐに海↓屋久島の集落はすべてが海沿いにある
★屋久杉のことをまとめて理解できる自然館へ↓建物の前にあるのは昭和期までつかっていたトロッコ。屋久島では四か所に長いレールが敷かれていたそうだ。今でも軌道が残るのは一か所のみ↓
屋久杉の木目は普通よりもずっと詰まっているという説明↓ なるほど、だからヨセミテやセコイア&キングスキャニオンのほうが太いのに樹齢は若いと推察されているのか↓
↑左がふつうの杉、右が屋久杉。目が詰まって、油分が多い色をしている。
江戸時代には大木を運び出すことは簡単ではなかった。森の中で「平木」に加工して、それを背負って下山していた。米と交換する時のレートは、「平木」2310枚でやっと米一俵↓
巨木を切り倒すのに導入されたチェーン・ソーを実際に持たせてくれる。歯の部分がとんでもなく重くて持ち上げるのがやっと↓
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宿泊場所をどこにするかは、旅の骨格である。今回選んだサンカラ・リゾートは、世界レベルの空間だ。敷地を入っても建物は見えてこない↓
派手ではないが心地よさげな建物が見えてきて、車を裏手につける。降りてひらけてゆく景色↓
テラスに出た時の解放感は、スリランカのジェフリー・・バワの建築のようだ↓
ウッドデッキで時間を過ごしたい
ティーサロンで雨を眺めるのもよい時間になりそう↓
客室はテラスから見える屋根↓
散歩していると庭師の地道な努力も感じられる↓
客室は上階・下階となっているが、上階でも眺めがよいわけではないので、それほどの差はないと感じる↓
各部屋三人まで、ひろびとくつろげる↓
バスルームも↓こんな
ダイニングは、二つクラスがある。+6000円でアップグレードなのだそうだ↓
***夕暮れ迫る「千尋(せんぴろ)の滝」を見て↓
今晩は高萩さんの友人が経営しているVITAレストランを訪問した↓「ていねいに作った家庭料理」を目指しているとおっしゃる・屋久島前菜の皿↓いけてます!ヤクシカの肉、屋久島で養殖しているエビは皮もするっとたべられてしまう。柑橘の塩、そして契約農家さんからの野菜。屋久島で普通に売られている野菜は別の島からもってこられたものがほとんどなのだそうだ↓
とても濃い屋久島理解ができた、屋久島デビュー一日目でありました。