夕暮れてきた午後六時、遺跡のすぐとなりにあるホテルを出る
このホテルに泊まることにしたのは、今晩の「音と光のショー」と明日朝の気球を楽しむため。
五分もしないで遺跡入口に到着。
↓入場券を持って18:30の開場を待つ↓
ぼんやりとライトアップされた「太陽のピラミッド」がすでに見えきて気持ちが高まる。
三十分ほど遅れて開場。
ひとりひとり携帯型のイヤフォンを受け取る↓
言語はスペイン語の他には、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の四つ。日本語はまだない。
どんな風に使うのか、とにかく使ってみるしかない。
**
ツアーの前半はライトアップされた「死者の道」を「月のピラミッド」までをライトアップツアーのガイドさんと歩く。
ひとつのグループ人数はきまっておらず、集まったら適当にスタートする。
突き当りの「月のピラミッド」まで三百メートルほどだろうか。
携帯型のガイド機械、だんだん使い方が分かってきた。
その場所の番号を押して解説を聴き、たとえばこんなフレスコ画が見つかったと見せてくれる↓
当時のこのあたり最強の動物とされたジャガーを描いたフレスコ画はホンモノがこんな風に見えた↓
↓建物の復元図も見られる↓
機械操作が苦手な向きもあろうが、なかなか有効である。
ライトアップと星空を見て歩いているだけでも充分楽しいのだが(^.^)
↓かつてこの階段の上には木造の神殿群が並んでいたのだろうか↓
遺跡ガイドさんと我々のグループは離れてしまったがあまり気にしていないようす
三十分ほど歩いて入口近くにもどってくる。
「太陽のピラミッド」を真っ直ぐにみられる階段に座るように誘導される。
ちゃんと一人一枚の座布団を手渡してくれる
「太陽のピラミッド」にWELCOMEの文字。月がちょうどきれいだ。
全員が着席すると、ピラミッドにプロジェクト・マッピングがはじまる。
ところが、あれ? しーんとしている。スペイン語の大音響解説は流れてこない。
係り員がまわってきてイヤフォンをつけるように身振り。あわてて携帯型ガイド機械のイヤフォンを装着するが…まだ聞こえない。
ご指導していただいてやっと英語の解説がきけた。最初の五分ぐらい聞き逃してしまった。
ピラミッドはかつて赤く塗られていただとか、地下にトンネルが見つかったとか。興味深い話がいっぱい。
我々についてくれている地元の日本語ガイドさんも来るチャンスはあまりチャンスはないそうだ。
出口で機械を返却。人質にとられていた小松のパスポートが無事にもどって来た(^.^)