メキシコ国立自治大学(略称UNAM)いちばん目立つのはこの図書館だろう↓
「CU」は Ciudad Universitaria =大学都市。1950年代に建設され全体で733ha(東京ドーム155個以上)の大きさを誇る場所の一角に位置している。
下がその大学やスタジアムエリアの拡大図↓
↑全体は図の右下に枠だけ描かれている。
世界遺産に登録されたのはこの全体に対してであって、図書館の壁画がすばらしいという理由だけではない。
※図書館はオレンジ色のBゾーン左に位置している↑
とはいえ図書館の壁画は見ておくべき価値がある↓午前中の光をあびている南面↓
スペインがやってきた1521年から独立の1820年までの時代=植民地時代を表している↓
中央の一番下には欧米人が持ち込んだ教会↓その背後に古代からのピラミッドが描かれる↓
↑左右の白いリボンは「ヘラクレスの柱」に巻きつき、大航海時代のスペインがモットーにしていた「PLUS ULTRA=究極のその先へ」の文字。ヨーロッパの西の端だったスペインがその先の新大陸へやってきたことを意味する。
その上に、植民地支配を表す鎖。左右に剣と十字架。
すべての上に描かれた知性の本。
建物内部を抜けて北面も見にいこう
北面にはスペインがやってくる以前のメキシコシティ世界が描かれている↓
水色は水路。メキシコシティは湖の上に築かれた水上都市だったのだ。
↓その真ん中に、サボテンの上に舞い降りたワシ↓
これはメキシコ国旗の真ん中にも描かれてる伝説。
14世紀、アストランという都市に住んでいたアステカ族は気候変動によって新たな町をもとめて移動を開始。王の夢に「岩の上に生えたサボテンの上にヘビを咥えたワシがとまる土地へ行け」というお告げをうけた。
標高二千メートルを超える盆地の湖で、まさにその光景を目にしてそこに住むことにした。
都市の名前はナワトル語で「テノチティトラン=石のように固いサボテン」
国名は「メヒコ=月のヘソ」となった。
こういう巨大な壁画がキャンパス内に点在位している。
それぞれにスポットを当てるよりも、この場所の価値は全体の構成にある。
メキシコシティが現在のように埋めたてられていく前の湖上の計画都市だった時代のイメージを表しているのだ↓
↓そう思ってみれば、ワンちゃんがはしゃぐ水たまりも違って見えます↓
↓これはテノチティトラン=現メキシコシティでの栽培の様子を再現した模型↓午後に訪れたメキシコシティ中心部の新しい博物館での展示↓
↓CUの地面のデザインはこれをイメージしていたのがあとからわかった↓
まぁ、こんな事々はしらなくても、今日のCUはさわやかに晴れて散歩に最適でした↓
「CU」は Ciudad Universitaria =大学都市。1950年代に建設され全体で733ha(東京ドーム155個以上)の大きさを誇る場所の一角に位置している。
下がその大学やスタジアムエリアの拡大図↓
↑全体は図の右下に枠だけ描かれている。
世界遺産に登録されたのはこの全体に対してであって、図書館の壁画がすばらしいという理由だけではない。
※図書館はオレンジ色のBゾーン左に位置している↑
とはいえ図書館の壁画は見ておくべき価値がある↓午前中の光をあびている南面↓
スペインがやってきた1521年から独立の1820年までの時代=植民地時代を表している↓
中央の一番下には欧米人が持ち込んだ教会↓その背後に古代からのピラミッドが描かれる↓
↑左右の白いリボンは「ヘラクレスの柱」に巻きつき、大航海時代のスペインがモットーにしていた「PLUS ULTRA=究極のその先へ」の文字。ヨーロッパの西の端だったスペインがその先の新大陸へやってきたことを意味する。
その上に、植民地支配を表す鎖。左右に剣と十字架。
すべての上に描かれた知性の本。
建物内部を抜けて北面も見にいこう
北面にはスペインがやってくる以前のメキシコシティ世界が描かれている↓
水色は水路。メキシコシティは湖の上に築かれた水上都市だったのだ。
↓その真ん中に、サボテンの上に舞い降りたワシ↓
これはメキシコ国旗の真ん中にも描かれてる伝説。
14世紀、アストランという都市に住んでいたアステカ族は気候変動によって新たな町をもとめて移動を開始。王の夢に「岩の上に生えたサボテンの上にヘビを咥えたワシがとまる土地へ行け」というお告げをうけた。
標高二千メートルを超える盆地の湖で、まさにその光景を目にしてそこに住むことにした。
都市の名前はナワトル語で「テノチティトラン=石のように固いサボテン」
国名は「メヒコ=月のヘソ」となった。
こういう巨大な壁画がキャンパス内に点在位している。
それぞれにスポットを当てるよりも、この場所の価値は全体の構成にある。
メキシコシティが現在のように埋めたてられていく前の湖上の計画都市だった時代のイメージを表しているのだ↓
↓そう思ってみれば、ワンちゃんがはしゃぐ水たまりも違って見えます↓
↓これはテノチティトラン=現メキシコシティでの栽培の様子を再現した模型↓午後に訪れたメキシコシティ中心部の新しい博物館での展示↓
↓CUの地面のデザインはこれをイメージしていたのがあとからわかった↓
まぁ、こんな事々はしらなくても、今日のCUはさわやかに晴れて散歩に最適でした↓