重さ8トンの山車が正面からぶつかり合う「カッチャ」※ぜひ動画で音をおききください!

最上の桟敷席をとってくださった(^^)

↑ぶつかる瞬間に飛び散る木片、火花まで間近に見えた。
**
21:30にホテルを出て

まずは祭のことがぎゅっと詰まった資料館を訪ねる。

↑いきなり巨大な寿老人に迎えられてびっくり。
昼間の山車はそれぞれ神様を乗せているが、夜「けんか山」でぶつかりあう時には下ろされ、花飾りのかわりに全面提灯で飾る。

↑これは人形のレプリカ↑右が昼間の山車、左がこれから見る夜の山車↑

二十年ほど前に山車を一か所に収蔵する蔵をつくり、散逸しそうになっていた昔の資料も集めたのだそうだ。これらは地域の人々がお金と力を出しあってしたこと。お役所仕事でできることではない。個人の情熱があって・場所や時間にも恵まれてはじめて可能になる。

金糸が織り込まれた豪華な衣装↑
間近に見ると年月を感じさせるが↑代々継がれてきた歴史そのもの。

↑「まとい」に似た飾り↑昔は木製に金箔だったがあまりに重いので今は発泡スチロールに金箔に換えられたのだそうだ。


「カッチャ」の会場まで歩く途中に

↑立派な山車の倉庫が見えた

会場へ向かう山車


間近に見ると↑練り歩くだけの山車とちがってがっしり頑強につくられているのがわかる。

両者、準備ほぼ完了!
山車の中からエンドレスのお囃子がずっと響いてくる。
ぶつかる山車の中に四五人は乗っている。

黄色いたすきを×にかけた両者の総代が集まり挨拶を交わす。
いったんさがった山車が、笛の音を合図に勢いをつけて動き出す(^.^)

花形は前のめりの二人!

お囃子が一瞬止んだ瞬間
ガシン!
文字では表現できない衝突音がして
丸太が裂けて破片が飛ぶ。
火花も見えた。
山車全体が大きく揺れる。
中のお囃子連もその瞬間は演奏を止めてしがみつくのだ。
両者の総代が登って相対し、あと何回カッチャするか決める。

「三回!」

勝敗は?
かつて提灯に本物の火が入っていた時には衝撃で山車が火事になったりして
明らかに勝ち負けが見えたりはしたが、
誰かが勝敗を判定するということはない。

最後は両者を讃えあい、双方「いやさか」を踊りだす。


山車の組み合わせは四回ほども変わり、
その度いったい何回「カッチャ」があっただろう。

裂けた木片を御守りにと渡してくださった。
22:30にはじまり、一時間以上続いた「カッチャ」もそろそろ終わり。
雨除けのビニールシートをかぶせてあったが、最後まで雨に降られず幸いだった。

倉庫へもどる山車の後を我々も歩く


★なぜ、山車をぶつけるようになったのか?
確実なことは分かっていないが、ご祝儀をくれる北前船の大店前で、なかなか場所を譲らない別の山車をどかそうとぶつけたのがはじまりではないかと言われている。

最上の桟敷席をとってくださった(^^)

↑ぶつかる瞬間に飛び散る木片、火花まで間近に見えた。
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21:30にホテルを出て

まずは祭のことがぎゅっと詰まった資料館を訪ねる。

↑いきなり巨大な寿老人に迎えられてびっくり。
昼間の山車はそれぞれ神様を乗せているが、夜「けんか山」でぶつかりあう時には下ろされ、花飾りのかわりに全面提灯で飾る。

↑これは人形のレプリカ↑右が昼間の山車、左がこれから見る夜の山車↑

二十年ほど前に山車を一か所に収蔵する蔵をつくり、散逸しそうになっていた昔の資料も集めたのだそうだ。これらは地域の人々がお金と力を出しあってしたこと。お役所仕事でできることではない。個人の情熱があって・場所や時間にも恵まれてはじめて可能になる。

金糸が織り込まれた豪華な衣装↑
間近に見ると年月を感じさせるが↑代々継がれてきた歴史そのもの。

↑「まとい」に似た飾り↑昔は木製に金箔だったがあまりに重いので今は発泡スチロールに金箔に換えられたのだそうだ。


「カッチャ」の会場まで歩く途中に

↑立派な山車の倉庫が見えた

会場へ向かう山車


間近に見ると↑練り歩くだけの山車とちがってがっしり頑強につくられているのがわかる。

両者、準備ほぼ完了!
山車の中からエンドレスのお囃子がずっと響いてくる。
ぶつかる山車の中に四五人は乗っている。

黄色いたすきを×にかけた両者の総代が集まり挨拶を交わす。
いったんさがった山車が、笛の音を合図に勢いをつけて動き出す(^.^)

花形は前のめりの二人!

お囃子が一瞬止んだ瞬間
ガシン!
文字では表現できない衝突音がして
丸太が裂けて破片が飛ぶ。
火花も見えた。
山車全体が大きく揺れる。
中のお囃子連もその瞬間は演奏を止めてしがみつくのだ。
両者の総代が登って相対し、あと何回カッチャするか決める。

「三回!」

勝敗は?
かつて提灯に本物の火が入っていた時には衝撃で山車が火事になったりして
明らかに勝ち負けが見えたりはしたが、
誰かが勝敗を判定するということはない。

最後は両者を讃えあい、双方「いやさか」を踊りだす。


山車の組み合わせは四回ほども変わり、
その度いったい何回「カッチャ」があっただろう。

裂けた木片を御守りにと渡してくださった。
22:30にはじまり、一時間以上続いた「カッチャ」もそろそろ終わり。
雨除けのビニールシートをかぶせてあったが、最後まで雨に降られず幸いだった。

倉庫へもどる山車の後を我々も歩く


★なぜ、山車をぶつけるようになったのか?
確実なことは分かっていないが、ご祝儀をくれる北前船の大店前で、なかなか場所を譲らない別の山車をどかそうとぶつけたのがはじまりではないかと言われている。