旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

午後のセドナ

2022-09-17 16:57:19 | アメリカ西部
標高1300mの高原に赤い奇岩が群れるセドナ。

同じアリゾナでもフェニックスとはまったく違う。

↑ホテルからの眺め↑アリゾナ州の旗がひるがえる。
デイズインホテルを予約したのだが、現地へ行くと見当たらない。
最近、ネイティブアメリカンが所有者になって「ココペリ」と名前を変えていたのだった。

「ココペリ」とは先住民の精霊のこと↑笛を吹くこのシルエットがホテルにたくさんデザインされていた。このシルエットは先住民アートに様々に使われている↑

チェックインして部屋に荷物を置いたら、夕方の光が美しい「ベルロック」へ行こう↑
ほんとに鐘のかたちをしている。

駐車場からすぐに登り口

↑かなり上の方まで登る人の列がみられるけれど

少し登ったところじゅうぶんな景色が見晴らせる※冒頭の写真も

なにより、今日はすばらしい青空(^^)


少し北に離れたチャペル・オブ・ホーリー・クロス(聖十字架教会)はぜひ見ていただきたかった↓

↓崩れやすい岩にコンクリートを打ち込んで、1956年に完成した

近くまで行きたいですよね(^^)

大きなバスは上がってこられないのではないかしらん。

できるだけ上の駐車場で止めて

少し坂道をのぼると

祭壇後ろ正面がガラス張りの内部↑

↑これも教会横からの眺め↑

春にはサボテンの花にハチドリがきていたっけ
**
「エアポート・メサ」にものぼろう

↑あの頂上にあがると

↑この絶景が楽しめる(^^)

↑下に囲ったところに「ヴォルテックスとは何か?」と書かれている。
セドナは先住民の時代から不思議な力が湧き出している場所とされ、ここには住まなかった。
欧米人はそれをVORTEXと呼び、癒しや集中力を高めるとしてやってくるようになった。
「ベル・ロック」も「エアポート・メサ」は四か所あるVORTEXに含まれる。

それで、パワーを感じたか?
2007年、2012年に続きこれで三度目のセドナ来訪なのだが、小松にはそれを感じられるセンスがないようです(^^;

**

ダウンタウンならぬアップタウンにレストランなどがかたまっている。
ここで夕食にしよう↓

↑メキシコ料理では地元指折りの「オアハカ」へ


明日朝はどんなセドナが見られるかしらん

***

朝六時↑ホテルすぐ前の広い道もただ広い↑

昨夕とは逆に光のあたっている「ベルロック」がとても近く見える↑いや、ほんとうに歩いて行ける距離。
セドナのよいところはこれだけの絶景に、快適な道路でアクセスできるところ。

今日はさらに標高の高いアリゾナ州北部を超えて、アンテロープキャニオンなどで有名になったペイジの街へむかう。

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ロサンゼルスからアリゾナのサボテンの林を抜ける

2022-09-17 00:44:49 | アメリカ西部
西部劇に出てくるサボテンがそこじゅうに生えていた。

**
朝六時にロサンゼルスから東へ走り出す。

土曜日の朝、空いたハイウェイに太陽がのぼってくる。

山が近くなったころ朝霧が晴れ

パームスプリングスの周辺の「ウィンド・ファーム」にさしかかった。

二千基ともいわれる風力発電機が行く手にひろがっている。

これらは1980年代から設置されはじめ、さながら新旧の風車展示場だ。

カフェテリアで休憩↑ちかごろ日本で人気になってきた「シナボン」も置いてあるようだ。


↑「コーチェラ」では世界最大と言われる野外音楽フェスティバルが四月に行われている。
二週間にわたり六日間開催され、入場者数は25万人とか(^^)

↑コロラド川が近づいてきた、ここが州境となる。

↓「アリゾナ グランド・キャニオン・ステイト」今回はGCにはいかないけれど

「それいじょう」の絶景にたくさん出会っていただける筈(^^)
ウィッケンバーグという町の

↑「カウボーイ・クッキン」という店でランチにすることにした

いかにも西部劇という内装
メニューはやっぱりステーキ

店の前の巨大なサボテンによろこんで写真をとっていたら↑

フェニックスをかすめて17号線で北上しはじめるあたりから、電柱のようなサボテンがそこらじゅう林のようにみえるようになってきた。

サグアロサボテンはまさにこのあたりが原産地だそうな。

「どこか適当なところでサボテンと写真を撮りたい…」と言うと
いつもお願いしているドライバーのSさんは心得たもの
ちゃんと良い場所で止めてくださいました(^^)
それがこの冒頭の写真です
辞書をひくと、サグアロサボテンは一年に三センチほどしか成長しないのだと書かれていた。
とすると、この大きさになるにはどのぐらいかかっているのか…


今日はさらに北上し標高1300mのセドナに泊まる。

標高があがるとサボテンはぱたっとなくなり、

セドナの赤い岩がみえてきた。


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