旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》近江長浜と間人~間人(たいざ)でカニ料理を堪能する

2022-12-08 14:28:27 | 国内
日本海沿岸にカニの産地は多いが、なぜ間人が「幻の」と形容されるほど珍重されるのか。
「間人の海は他とちがって砂地が多く、ウミビルがカニの上に卵を産むのです。ウミビルの卵があるカニの方がおいしいとされています」と説明された↑黒い点々がウミビルの卵。

しかも間人のカニを漁ができるのは↑間人港にいる↑これらたった五隻の漁船だけ。
※2019年に港で競りを見学した時のブログにリンクします。中から動画にもとべます。
さぁこれから食べるぞ!の図


前菜のお刺身もりあわせ↑ブリとエビとタルイカ。タルイカは「樽イカ」で非常に大きいからついた呼び名で、ソデイカ(アカイカ)正式名のようだ。


カニも、まずは生で

↑これらは焼いて
「ぷくっとふくれてきたら好い加減です」

そろそろよいでしょうか(^.^)

「甲羅のミソに身を入れてもおいしいです」

「セコ蟹が好きなんです」
セコ蟹はズワイガニの雌。ここ京丹後でコッペと呼ばれる。富山高岡で「香箱蟹」とよばれているものと同じ。

さいしょに外子をはずす↑エンジ色をしたこれはこれで味わいあるのだが、しがむようにして食べるしかない。

↑朱色の内子はそのままぱくっと。

足を分離させて

↑爪のところにも身は入っていてちゃんと美味しい。
こういう作業がめんどうなのでカニを好んでは食べなかったりするのだけれど、やっぱり日本の冬の味覚。
特にセコ蟹が楽しめるのは

さっきミソに身を入れてアミの上で火をかけていた甲羅↑良い感じ(^.^)

焼きすぎて甲羅に穴が開いてしまったら、セコ蟹の小さな甲羅を代わりにつかいましょ(^.^)


↑伊根のブリがしゃぶしゃぶで登場(^.^)これ、大好きです

↑「たべそ」は古代米を使って作る麺 


最後はもちろん雑炊
某有名歌舞伎俳優さんが滞在された時、
たらふく食べつくした最後にこれがでてきて
「こんなに旨いのは最初にたべたい」と言われたそうな(笑)


コメント
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