琉球開闢の神アマミキヨが降り立ったという島の最北端ハビャーン(カベール)岬への道
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島に一台しかない電動トゥクトゥクをレンタルしてやってきた。
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南北3.2㌔ほどだが、人々が住む南部とはずいぶんちがって感じられる。
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今回の宿泊でごいっしょした夫妻が電動キックボードで先乗りされていて↑
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青い海を一望する先端でドローンをとばすのだという。
ドローンというものをはじめて持たせていただいた。
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羽のように軽く(おおげさ)、プロペラが回るとなんだか生き物のようだ。
あっという間に空高く飛び上がり、目を凝らしても黒い点にしかみえなくなった。
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あそこからどんな光景が見えているのだろう。
※こちらのドローン動画、ぜひご覧ください!(音が出ます)一分弱で久高島全体の佇まいを感じることができます(^^)
30秒すぎでキックボードが追いつく電動トゥクトゥクを運転しているのは小松です
*
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北部一帯は平成七年に「久高島カベールの植物群落」として県の天然記念物に指定された。
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↑上の現地看板でオレンジ色の部分の上部分がそれ↑
植物は島伝統の儀式に欠かせないモノで
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ノロ(祝女)たちはフバ(ビロウ樹)の葉を敷いて座り、
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↑この先が独特にくるりとまわった植物を「ハブイ」にしてかぶる。
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↑トウズルモドキは↑「神様のアンテナ」なるほど(^^)
**
久高島は昔の沖縄の雰囲気がよく残っている場所だといわれる。
それは「神の島」だったからというだけではなく
「地割制」という土地を個人所有させない制度が現代まで続いているから。
土地は「総有(島民皆のもの)」で、短冊状に区切った場所を・場所や地味を考慮して平等に分配する。
現在も有効の久高島土地憲章第一条で久高島の土地を利用できる者を規定している。
●先祖代々字民として認められた者、およびその配偶者。
●字外出身の者で現在字に定住し、土地管理委員会および字会が利用権を承認する者。
これによって開発業者は入ってくることはできず、
移住者が別荘やペンションを建てたりすることもできなかったのだ。
明治6年~14年にかけて行われた「地租改正」は沖縄でも推進され、久高島でもいったんは土地の個人所有が決議された。
しかし、島の女たちが伝統をまもることを主張しそれを覆した。久高島の女性はノロ(祝女)を筆頭に全員が祭事にかかわってきたからかもしれない。
昭和二年の日本政府も島民の決定を尊重し
「久高島の不毛性、不便性、神秘性を考慮して地租を免除」した。
「高度経済成長期にサトウキビ生産が行われるようになったが、それが失敗し本島へ労働力が流出し、耕地の遊休、放棄が増え、原野と化した農地が目立つようになった。」
と書かれた報告書もあった。
苦難の時はまだ続いているのかもしれないが、今、久高島の存在が貴重で、ある種「理想郷」のように見える時代にになっている。
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↑畑の中に並べられた何気ない石が「地割制」がの境界線だとガイドさんがおしえてくれた。
※沖縄タイムスの記事にリンクします
ちゃんと見る目があれば、風景は美しいだけではない。
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↑オススメいただいた西海岸の「ロマンスロード」も少し散策↑
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電動トゥクトゥクのおかげで効率的に島をまわることができた。
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今日は最高のお天気だが、雨やキビシイ陽射しも避けることができる電動トゥクトゥクは、レンタサイクルよりずっと利用価値が高い。
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南部の集落までもどって郵便局前で止めていると、
「それ、いくらで借りたんね?」と年配の島民の方に訊ねられた。
彼女が予想した金額の倍より高くてびっくりされたが、島時間を有効活用するには払ってよい金額だと思うのです。
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島に一台しかない電動トゥクトゥクをレンタルしてやってきた。
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南北3.2㌔ほどだが、人々が住む南部とはずいぶんちがって感じられる。
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今回の宿泊でごいっしょした夫妻が電動キックボードで先乗りされていて↑
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青い海を一望する先端でドローンをとばすのだという。
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羽のように軽く(おおげさ)、プロペラが回るとなんだか生き物のようだ。
あっという間に空高く飛び上がり、目を凝らしても黒い点にしかみえなくなった。
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※こちらのドローン動画、ぜひご覧ください!(音が出ます)一分弱で久高島全体の佇まいを感じることができます(^^)
30秒すぎでキックボードが追いつく電動トゥクトゥクを運転しているのは小松です
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北部一帯は平成七年に「久高島カベールの植物群落」として県の天然記念物に指定された。
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↑上の現地看板でオレンジ色の部分の上部分がそれ↑
植物は島伝統の儀式に欠かせないモノで
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ノロ(祝女)たちはフバ(ビロウ樹)の葉を敷いて座り、
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↑この先が独特にくるりとまわった植物を「ハブイ」にしてかぶる。
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↑トウズルモドキは↑「神様のアンテナ」なるほど(^^)
**
久高島は昔の沖縄の雰囲気がよく残っている場所だといわれる。
それは「神の島」だったからというだけではなく
「地割制」という土地を個人所有させない制度が現代まで続いているから。
土地は「総有(島民皆のもの)」で、短冊状に区切った場所を・場所や地味を考慮して平等に分配する。
現在も有効の久高島土地憲章第一条で久高島の土地を利用できる者を規定している。
●先祖代々字民として認められた者、およびその配偶者。
●字外出身の者で現在字に定住し、土地管理委員会および字会が利用権を承認する者。
これによって開発業者は入ってくることはできず、
移住者が別荘やペンションを建てたりすることもできなかったのだ。
明治6年~14年にかけて行われた「地租改正」は沖縄でも推進され、久高島でもいったんは土地の個人所有が決議された。
しかし、島の女たちが伝統をまもることを主張しそれを覆した。久高島の女性はノロ(祝女)を筆頭に全員が祭事にかかわってきたからかもしれない。
昭和二年の日本政府も島民の決定を尊重し
「久高島の不毛性、不便性、神秘性を考慮して地租を免除」した。
「高度経済成長期にサトウキビ生産が行われるようになったが、それが失敗し本島へ労働力が流出し、耕地の遊休、放棄が増え、原野と化した農地が目立つようになった。」
と書かれた報告書もあった。
苦難の時はまだ続いているのかもしれないが、今、久高島の存在が貴重で、ある種「理想郷」のように見える時代にになっている。
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↑畑の中に並べられた何気ない石が「地割制」がの境界線だとガイドさんがおしえてくれた。
※沖縄タイムスの記事にリンクします
ちゃんと見る目があれば、風景は美しいだけではない。
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↑オススメいただいた西海岸の「ロマンスロード」も少し散策↑
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電動トゥクトゥクのおかげで効率的に島をまわることができた。
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今日は最高のお天気だが、雨やキビシイ陽射しも避けることができる電動トゥクトゥクは、レンタサイクルよりずっと利用価値が高い。
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南部の集落までもどって郵便局前で止めていると、
「それ、いくらで借りたんね?」と年配の島民の方に訊ねられた。
彼女が予想した金額の倍より高くてびっくりされたが、島時間を有効活用するには払ってよい金額だと思うのです。