毎日こんなに晴天でよいのか、と思う。
プカキ湖湖畔、小さなパーキングスペースが絶好の撮影スポット。
**
ダニーデンまで移動する一日。
テカポ湖畔のホテルを07:30に出発。
すがすがしい朝のドライブ。
プカキ湖畔はきのう午後も通ったが、光がちがう。特に湖の向こうのサザン・アルプスが輝いている。
小さな車なので、マウント・クックが正面に見えるあたりで止めて湖畔に下りる。
風もなく、鏡面のような湖面。
それぞれ「年賀状用」の写真を撮影(笑)
きのう遊覧飛行から見えた1970年代に建設された発電用の水路が流れだしている。
※1953年から流域の発電事業がうごきはじめているが完成したのは1970年代後半
↑道路からは見えないが、きのうセスナから見えたオハウ湖への分岐点をすぎる。
**
トワイゼルの町にはサーモンの養殖場がある。
検索すると、NZはキングサーモンの世界シェア三割と書かれたものもあった。
きのうとおとといでそのおいしさをよく理解した。
牧草地は↑こういう機械がなければこんなにはすすまなかった。
NZをドライブしているとつい「自然が豊かな」と言いたくなるが、そうではない。
原生林に覆われていた島を開拓した人々の苦労を忘れてはいけない。
特に高地では羊と牧羊犬がいなければ生きていけなかった。
オマラマは高級ウールのメリノ種羊で有名だった町。
1853年からの入植でどれだけメリノ羊に助けられたのかを↑1994年に顕彰している↑
↑オマラマはクイーンズタウンへ行く道と東海岸のオアマルへ行く道の分岐点。
つまり、日本のツアーはほとんど行かないルート。
クライストチャーチのガイドさんも五年ぶりだそうだ。
町の入り口左右に同じ名前が書かれているが、
これはここがマオリ語の地名だということ。
英語地名と二つ持っている町は左右違う名前が表記されている↑
★テカポから東海岸への地図↓雷マークが発電所↓赤い線が道路↓灰色の影が水路↓
マッケンジー高地の湖を水路でつなぎダムを建設する治水・発電計画がはじまったのは1950年代。
1970年代末にかけて8つの水力発電所が稼働している。
オマラマから東海岸に向けて流れるワイタキ川に沿ってドライブし、
アヴィエモワダムの堰堤に出た。
羊の群れが近く居たが、様子がちがう↓春先だというのに子供が一頭もいない↓
↑これはオスたちのグループだった↑すごく巨大な「袋」がぶらぶらしている(^^)/
羊が生まれると、ほとんどのオスは肉用に出荷されてしまう。
子供を産むために必要な分の立派な一部のオスだけがこんなふうに隔離して生かされている↓
全長200㎞ちょっとのワイタキ川。
もともと蛇行する自然な川だが、それは水害もひきおこしていたということ。
治水対策としてダムを建設し農地を出現させ、多くのひとが住めるようになる。
流域の町は水力発電所建設によってできた新しい街が多い。
↓昨日マウント・クック・ヴィレッジでみかけた看板↓
ALPS to OCEANをうまくデザイン化している↑
サイクリングロードがきれいに整備されている。
ワイン畑もみられる。
イギリス風の教会も。
十数年前に比べて、羊よりも牛を多く見かける今回の旅。
きけば、羊の数はこの半世紀ずーっと減り続けている。
中国の台頭で、イギリスに大量に買ってもらえた時代は終わってしまった。
羊よりも牛の肉の方が需要がある。
かつて荒れた高地では羊やヤギしか育てられなかった。
近年はダムの発達・農業機械の発達で、牛が育てられる牧場に転換しているのである。
東海岸が近づいてきた。
オアマルでちょうどお昼になる。
出発前の下調べで街のウェッブサイトが「ロサンゼルスよりも栄えて、人口が多かった」と誇らしく解説していた。
さて、いかに。
プカキ湖湖畔、小さなパーキングスペースが絶好の撮影スポット。
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ダニーデンまで移動する一日。
テカポ湖畔のホテルを07:30に出発。
すがすがしい朝のドライブ。
プカキ湖畔はきのう午後も通ったが、光がちがう。特に湖の向こうのサザン・アルプスが輝いている。
小さな車なので、マウント・クックが正面に見えるあたりで止めて湖畔に下りる。
風もなく、鏡面のような湖面。
それぞれ「年賀状用」の写真を撮影(笑)
きのう遊覧飛行から見えた1970年代に建設された発電用の水路が流れだしている。
※1953年から流域の発電事業がうごきはじめているが完成したのは1970年代後半
↑道路からは見えないが、きのうセスナから見えたオハウ湖への分岐点をすぎる。
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トワイゼルの町にはサーモンの養殖場がある。
検索すると、NZはキングサーモンの世界シェア三割と書かれたものもあった。
きのうとおとといでそのおいしさをよく理解した。
牧草地は↑こういう機械がなければこんなにはすすまなかった。
NZをドライブしているとつい「自然が豊かな」と言いたくなるが、そうではない。
原生林に覆われていた島を開拓した人々の苦労を忘れてはいけない。
特に高地では羊と牧羊犬がいなければ生きていけなかった。
オマラマは高級ウールのメリノ種羊で有名だった町。
1853年からの入植でどれだけメリノ羊に助けられたのかを↑1994年に顕彰している↑
↑オマラマはクイーンズタウンへ行く道と東海岸のオアマルへ行く道の分岐点。
つまり、日本のツアーはほとんど行かないルート。
クライストチャーチのガイドさんも五年ぶりだそうだ。
町の入り口左右に同じ名前が書かれているが、
これはここがマオリ語の地名だということ。
英語地名と二つ持っている町は左右違う名前が表記されている↑
★テカポから東海岸への地図↓雷マークが発電所↓赤い線が道路↓灰色の影が水路↓
マッケンジー高地の湖を水路でつなぎダムを建設する治水・発電計画がはじまったのは1950年代。
1970年代末にかけて8つの水力発電所が稼働している。
オマラマから東海岸に向けて流れるワイタキ川に沿ってドライブし、
アヴィエモワダムの堰堤に出た。
羊の群れが近く居たが、様子がちがう↓春先だというのに子供が一頭もいない↓
↑これはオスたちのグループだった↑すごく巨大な「袋」がぶらぶらしている(^^)/
羊が生まれると、ほとんどのオスは肉用に出荷されてしまう。
子供を産むために必要な分の立派な一部のオスだけがこんなふうに隔離して生かされている↓
全長200㎞ちょっとのワイタキ川。
もともと蛇行する自然な川だが、それは水害もひきおこしていたということ。
治水対策としてダムを建設し農地を出現させ、多くのひとが住めるようになる。
流域の町は水力発電所建設によってできた新しい街が多い。
↓昨日マウント・クック・ヴィレッジでみかけた看板↓
ALPS to OCEANをうまくデザイン化している↑
サイクリングロードがきれいに整備されている。
ワイン畑もみられる。
イギリス風の教会も。
十数年前に比べて、羊よりも牛を多く見かける今回の旅。
きけば、羊の数はこの半世紀ずーっと減り続けている。
中国の台頭で、イギリスに大量に買ってもらえた時代は終わってしまった。
羊よりも牛の肉の方が需要がある。
かつて荒れた高地では羊やヤギしか育てられなかった。
近年はダムの発達・農業機械の発達で、牛が育てられる牧場に転換しているのである。
東海岸が近づいてきた。
オアマルでちょうどお昼になる。
出発前の下調べで街のウェッブサイトが「ロサンゼルスよりも栄えて、人口が多かった」と誇らしく解説していた。
さて、いかに。