旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

沖縄下見2023 12月~美ら海水族館

2023-12-11 19:26:13 | 国内
見事なウロコ雲の朝7時半。ホテルのベランダより。

このホテルの朝食はごく簡単なコレ↑一月の本番ではお昼が伊江島の島人(しまんちゅ)食堂で11時半だから軽くてよいとおもっている。
**
08時過ぎにホテルを出発。

08:30開館の「美ら海水族館」にやってきた。
まだ、誰もいない。
1月の《手造の旅》本番では行程に入れていない「美ら海水族館」だが、沖縄を代表する観光地を小松が訪れたことがないのは残念、今日は限られた時間になるが情報収集しなくては。

駐車場からスロープを降り、さらに半地下のような入り口へ向かう。

↑エスカレーター正面に伊江島の印象的な「タッチュー」↑
08:30の開館を待っているのは十人ほど。

入ってすぐ、チケットを売っているエリアにカウンターがあって↑「バックヤードツアー」の受付をしていた。
「お一人五千円で、一回五名限定です」
でも、これはお勧めだと、沖縄に別宅を持っている友人が言っていた。
うーむ、今日は時間がないなぁ・・・。

入場券をゲートにタッチしてすぐ、左にここで発見された新種たちを紹介している↑

水槽の美しい写真については他にたくさんブログがあるのでそちらにゆずります(^^)

上手に見せる工夫をしてある。




大水槽はさすがの大迫力!↑通り過ぎた隅の方に↓目立たないエレベーターがあった

↑よく読んでみると大水槽を上から見下ろすことができる場所に行けるのだ↓

↓ぬう~っとあらわれたジンベイザメ

これはバックヤードツアーで訪れるルートの視点だ。

開いている時間ならおススメします

屋外へ出てマナティー館へ

ひっそりしてました

なんにもない水槽で退屈しない?



ウミガメ


「イルカショー」まではまだ30分ある

リハーサル?



ホテルのベランダすぐ前にある螺旋状の展望台は「熱帯ドリームセンター」にあるので行かなくちゃ。

係員さんに訊ねると「歩くとけっこうありますよ、美ら海水族館の駐車場まで戻るには遠いから、一度車に乗って8番の駐車場からあらためて入るとよいです」とアドバイスしてくださった↑上の案内板で一番左に見える4番がミナレット風のらせん展望台→冒頭写真です(^^♪

10:05 駐車場まで戻る道は修学旅行生でいっぱいになっていた。
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沖縄下見2023 12月~佐喜眞美術館、伊江島タッチ

2023-12-10 21:36:27 | 国内

イラクの至宝=サーマッラーの大モスクに付属していた9世紀のらせん状ミナレット…に似せてつくられた海洋博記念公園内熱帯植物園の展望台。1月の沖縄旅でホテルのベランダから(お天気なら)見ていただける夕景(^^)/
**
羽田空港発06:20の飛行機に乗るために、穴守稲荷駅近くに泊まった。

12月10日、穴守稲荷駅発05:25で空港へ
空港のお土産屋さん、HPでは05:45オープンなのだが今は06:00から。

始発便に乗る人が手土産を買うためにはこの15分が大きい。昨夜買っておきました。

09:10那覇空港着陸の様子を機内カメラから↑
すぐに、ゆいモノレールに乗って旭橋駅へカーシェアを10時から利用。レンタカーみたいな手続きが必要なく、さっと動きはじめられるのがよい。

一時間ちょっとのドライブで佐喜眞美術館到着。
今年1月に訪れたことが、沖縄《手造の旅》を催行するきっかけになった。
※その日のブログにリンクします
訪問を知らせていたので丁寧に対応していただいた。

今、丸木夫妻の描いた全14作品を公開している貴重なタイミング。
特に「ひめゆりの塔」はメッセージがある。
当時の皇太子ご夫妻も描かれ、それに向かって火炎瓶を投げようとした人物も描かれている。
丸木夫妻がなにを言おうとしていたのかは、見る人にまかされている。

1月にこれら14作品に出会っていただけるだけでも大きな価値になると確信した。


普天間基地が見渡せる屋上も大きな見どころ。

美術館のすぐ後ろはフェンスで、その向こうには接収されいまだにもどれない村々が林に埋もれている。
一族の墓も見える。


***
本部(もとぶ)のタクシー会社を訪問し打合せ
会って雑多な話をしていくうちに「こうするのがいいね」と、見えてくる。

宿泊するホテルを先に下見。

部屋からの眺めがここを選ぶ決めてになった↑この「サーマッラーの大モスク」に似せてつくられた展望台は周辺どこからでも目を惹く。海洋博記念公園の中の南陽植物園の一角にある。

これから訪れる伊江島が見える↑中央の「タッチュー」と呼ばれる岩山は一度見たらわすれない。

本部(もとぶ)の港
フェリーで30分



本部港を出る時に、瀬底島への橋の下をくぐる。



さっきホテルの部屋から見えた展望台が右手にみえた↑

伊江島がゆっくり近づいてくる

フェリーを降りるとすぐ、連絡しておいたガイドのAさんが待っていてくださった。

今日は同じ船で戻るので十五分しか打合せ時間がない。
「伊江島タッチ」という感じです(-_-;)
しかし、十五分でも顔を合わせてお話しすると様々なアイデアが交換できる。
食事を提供してくれる、港の海人(うみんちゅ)食堂も良い感じだった

ちょうど修学旅行に出かける島の子供たちが復路の船に乗っていた。

見送りの家族友人たち

出船の見送りは例外なくわくわくする(^^)/

本部港からホテルに戻ると、ちょうど夕焼け!冒頭写真です。

ホテル徒歩圏にできた、人気店の二号店で夕食下見

書類豊富で楽しんでいただけそうです(^^)/

下見に来てよかった!
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プカキ湖に映るMt.Cook、ワイタキ川の発電所を経由して東海岸へALPS to OCEAN

2023-12-07 05:26:56 | ニュージーランド
毎日こんなに晴天でよいのか、と思う。
プカキ湖湖畔、小さなパーキングスペースが絶好の撮影スポット。
**
ダニーデンまで移動する一日。
テカポ湖畔のホテルを07:30に出発。

すがすがしい朝のドライブ。
プカキ湖畔はきのう午後も通ったが、光がちがう。特に湖の向こうのサザン・アルプスが輝いている。

小さな車なので、マウント・クックが正面に見えるあたりで止めて湖畔に下りる。

風もなく、鏡面のような湖面。
それぞれ「年賀状用」の写真を撮影(笑)

きのう遊覧飛行から見えた1970年代に建設された発電用の水路が流れだしている。
※1953年から流域の発電事業がうごきはじめているが完成したのは1970年代後半

↑道路からは見えないが、きのうセスナから見えたオハウ湖への分岐点をすぎる。
**

トワイゼルの町にはサーモンの養殖場がある。

検索すると、NZはキングサーモンの世界シェア三割と書かれたものもあった。
きのうとおとといでそのおいしさをよく理解した。

牧草地は↑こういう機械がなければこんなにはすすまなかった。

NZをドライブしているとつい「自然が豊かな」と言いたくなるが、そうではない。
原生林に覆われていた島を開拓した人々の苦労を忘れてはいけない。
特に高地では羊と牧羊犬がいなければ生きていけなかった。

オマラマは高級ウールのメリノ種羊で有名だった町。


1853年からの入植でどれだけメリノ羊に助けられたのかを↑1994年に顕彰している↑


↑オマラマはクイーンズタウンへ行く道と東海岸のオアマルへ行く道の分岐点。
つまり、日本のツアーはほとんど行かないルート。
クライストチャーチのガイドさんも五年ぶりだそうだ。

町の入り口左右に同じ名前が書かれているが、
これはここがマオリ語の地名だということ。
英語地名と二つ持っている町は左右違う名前が表記されている↑

★テカポから東海岸への地図↓雷マークが発電所↓赤い線が道路↓灰色の影が水路↓

マッケンジー高地の湖を水路でつなぎダムを建設する治水・発電計画がはじまったのは1950年代。
1970年代末にかけて8つの水力発電所が稼働している。

オマラマから東海岸に向けて流れるワイタキ川に沿ってドライブし、

アヴィエモワダムの堰堤に出た。

羊の群れが近く居たが、様子がちがう↓春先だというのに子供が一頭もいない↓

↑これはオスたちのグループだった↑すごく巨大な「袋」がぶらぶらしている(^^)/
羊が生まれると、ほとんどのオスは肉用に出荷されてしまう。
子供を産むために必要な分の立派な一部のオスだけがこんなふうに隔離して生かされている↓


全長200㎞ちょっとのワイタキ川。
もともと蛇行する自然な川だが、それは水害もひきおこしていたということ。

治水対策としてダムを建設し農地を出現させ、多くのひとが住めるようになる。
流域の町は水力発電所建設によってできた新しい街が多い。


↓昨日マウント・クック・ヴィレッジでみかけた看板↓

ALPS to OCEANをうまくデザイン化している↑

サイクリングロードがきれいに整備されている。

ワイン畑もみられる。

イギリス風の教会も。

十数年前に比べて、羊よりも牛を多く見かける今回の旅。
きけば、羊の数はこの半世紀ずーっと減り続けている。
中国の台頭で、イギリスに大量に買ってもらえた時代は終わってしまった。
羊よりも牛の肉の方が需要がある。
かつて荒れた高地では羊やヤギしか育てられなかった。
近年はダムの発達・農業機械の発達で、牛が育てられる牧場に転換しているのである。

東海岸が近づいてきた。

オアマルでちょうどお昼になる。
出発前の下調べで街のウェッブサイトが「ロサンゼルスよりも栄えて、人口が多かった」と誇らしく解説していた。
さて、いかに。
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フッカー・ヴァレー・トラックを少し歩く

2023-12-06 08:05:38 | ニュージーランド
マウント・クックが絵のようにそびえる。




プカキ湖ほとり・グレンタナー飛行場からマウント・クック・ヴィレッジへの道。
大型バスでは止まれない写真ストップ。

ゆるくカーブして、近くの山のふもとを通るとマウント・クックの姿は隠れた。

再び姿を現したサザン・アルプスは眼前に大きく迫ってきた↑向かって左側はマウント・セフトン(3151m)。正面がマウント・クック。さっきセスナから見えていた山々。
マウント・クック・ヴィレッジは国立公園内だがちゃんと住人が居て学校もある。

個人住宅のエリアから少し離れて観光客用のホテル=ハーミテージがある。
そこのカフェでランチタイム。

↑マウント・クックをはじめて遊覧飛行した飛行機が飾られている↑

乗っていたのはあのエドモンド・ヒラリー↑1953年にイギリス隊の一員としてエベレストへ登頂した彼はニュージーランド人。登山のホームグラウンドがここだった。

2003年から彼の像が設置されている※以前訪れた時からは場所が少し移動

すごーく大きいけれど、ほぼ等身大↑1m97センチもあったそうな。

↑ヒラリーは1992年からニュージーランド5ドル札の人物↑上は旧札、下の新札になってこぎれいな顔になった↑マウント・クックもより神々しくなった↑王族以外で生きているうちにお札になった唯一の人↑2008年に88歳で没し、遺灰はオークランドの海に撒かれ、墓はない。
**
●フッカー・ヴァレー・トレイルはハーミテージからもうはじまっているが、

車で10分ほど走り、ハイライト部分を一時間ほど歩こう。

↑「Alps to Ocean trail」の看板↑マウント・クック・ヴィレッジから東海岸のオアマルまでの300キロほどが自転車道路として整備されている。

↑明日はこのルートを車で走ることになる。

↑駐車場からマウント・クックの頂上が少しだけみえる。

↑「you are here」からミューラー湖までの少しだけ上りの道を一時間かけて往復。

フッカー・ヴァレー・トラック

左側にマウント・セフトンの氷河を見上げながらすすむ

山肌にへばりついた氷河期のなごりが氷河↑

↑三角のモニュメントは遭難者に捧げられている

メキシコのケレタロの修道院で奇跡の棘として売られていたモノをおもいだした↑※リンクします



気持ちよく歩ける初夏。

氷河湖から流れ出す川にかかるつり橋までやってきた。


***
トレイルヘッドに戻り、プカキ湖を左に見て走り、テカポ湖畔のホテルにもどる分岐点に至る。

明日はここから右への道を走る。
16:30テカポ湖畔のペッパーズ・ブルーウォーター・ホテルに戻。
17:00からのダイニングを予約してあった。
ニョッキのフライ
なんだか日本的な盛り方のタパス。サーモンについてはきのうのサーモン丼のほうがおいしさを引き出していると感じた。
鹿肉は臭みもなくたべやすい。

ありきたりかもしれないが、牛ステーキがもっとも食べるべき逸品ではないかしらん。

夕食後それぞれのコテージへ戻り、夕焼けに赤くなってゆく山々を楽しむことができた。


明日も晴れそう(^^)/
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マウント・クック遊覧飛行でテカポからグレンタナーへ、飛行機から雪崩に遭遇

2023-12-02 07:14:48 | ニュージーランド
テカポ湖畔、10時発のマウント・クック遊覧飛行。
※こちらにyoutube動画をUPしました。マウント・クックの尾根を越えるとNZ西岸が見え、フランツ・ジョセフ氷河のクレバスの上を飛びました。
**

↑テカポ湖畔のホテルから車で十分もかからない小さな空港↑

↑「ここらあたり上空まで飛びます」↑マウント・クックはニュージーランド南島を背骨のように縦断するサザン・アルプスの最高峰↑西海岸までの方が断然近い位置にある↑

簡単なインストラクションを終えると↑すぐに飛行機のそばへ移動し、乗り込んだ。

パイロットも含めて8人乗りなので↑小松は副操縦士席でこんな三点シートベルト↑

↑目の前の操縦桿にはさわらないこと(笑)

今日は風も穏やかで最高のコンディション。

離陸するとあっという間に世界が立体3Dに広がった

↑テカポ湖からまっすぐな水路がひかれている↑1970年代の水力発電プロジェクトで3つの湖を結び8つのダムを建設した↑
↑前出の地図を指さしている写真でも湖が並んでいるのがわかる↑

テカポ湖のエメラルドグリーンは格別↑人造湖ではないが水路工事の際にダムも建設されたのでその影響もあるかも。


水は氷河から流れ出していることが視覚でよくわかる

15分ほどで、もうサザン・アルプスの上を飛んでいる


マウントクックは標高3700mちょっと、富士山と同じぐらいなのだが独立峰ではないので、周囲の山並みと同じようにみえてしまう。

隣のパイロット席からマシューさんが突然「Avalanch!…日本語でどういうの?」と訊いてきた。
「『なだれ』だよ」というと、「『なだれ』ですね、これほんとにめずらしいコト」とアナウンス。
左後方、マウントクック頂上すぐ下で大きな雪煙がゆっくり斜面を落ちてゆくのが見えた。
※こちらに動画を載せています


深い谷に↑灰色のモレーン(氷河が削った砂)に埋もれた氷河↑
こんな風に埋もれている方がよい。
陽ざしがあたる氷河は溶けて縮み、その先端の氷河湖がどんどん大きくなっている。

↑NZ西海岸が見えた↑ミルフォードサウンドをはじめとして雨が多いのが西海岸。
サザン・アルプスが西からの雲を遮るから。

今回の旅の行程を考えるとき、西海岸の有名観光地ミルフォードサウンドはあえてはずした。
一般的な日本のNZツアーに入っているし、雨がとても多い場所だから。
西海岸から氷河を観光に行くルートも考えたが、かなり歩かなくてはならないので断念。
代わりに空から見ることができて幸運(^^)/


飛行機は旋回して東に戻る↑冒頭写真※右側のより白い湖はオハウ湖のようだ。
左側に見えているエメラルドグリーンが、我々の降りるグレンタナー飛行場があるプカキ湖。

本来は飛び立ったテカポ湖の飛行場に戻るのだが、今回は我々七名全員がグレンタナー飛行場を希望しているので降ろしてもらうことが可能になった。

45分ほどのフライトだがマウントクック、サザン・アルプスを堪能できた。

↑前方にグレンタナー飛行場の短い滑走路が見えてくる。高度を下げるといっきに2D世界に戻った気分。
無事着陸
マシューさんと記念写真(^^)/日本的にお辞儀をして見送ってくださいました

**
グレンタナー飛行場で降りたのは、マウントクックヴィレッジまで近いから。
テカポから出発するより一時間以上短縮できた。
まだ、午前11時半。
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