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素朴な疑問

2020年05月04日 | 川崎



自宅で家族とともに過ごす
数年前の単身赴任のときなら気が狂いそうになっていたろう
自宅にいるので、少し散歩にでたり会話したり
時にはボードゲームに興じたりして余った時間を過ごしている

ところがふと気づくと、子供たちが遅くまで寝ていることや
学校から出された課題をこなさずにいることに腹を立てている
自分がいる

少し落ち着こう
この状況は家族の誰のせいでもない
ここをどう過ごすかは、彼らの作った課題ではない
世間などという見えないものに惑わされぬように
親として、本人に気づかれずにできるだけ「良い」道に
誘導してやるのが、親の務めだ

子は親の鏡、親のあとをついて動く
ゆえに親が道を間違えぬよう導いていかなければならない

あとひと月、いやまだ先かもしれない
敵は子にあらず、親にもあらず
敵は見えないウイルスだ

そして、ウイルスは人間を介して人間の隙をねらっている
今はそんなのに負けずに、そして将来はもっと幸せに

そんな道を教える





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