My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

6C33C シングルアンプの変更。~回路図と変更点まとめ~

2022-03-10 12:57:34 | 真空管アンプ

キット購入時(オリジナル)から今迄の主な変更点を纏めて記載します。

詳細内容については以前に都度投稿していますので、興味ある方はそちらを参照ください。

(設計的変更点)

設計変更後の回路図は以下です。

 

赤丸で囲んだ部分が設計的変更点です。

尚、各部電圧値はAC100Vの僅かな変動でも変化するので、概ねの値です。

 ①入力段電源のデカップ。L/R独立で設置。ブリーダー抵抗有り。

 ②ドライブ段電源にブリーダー抵抗追加。電源はL/R共用。独立させるスペースが有りませんでした。

 ③出力段のデカップ。L/R独立で設置。ブリーダー抵抗有り。

 ④出力管6C33C-Bのシングルヒーター化。

 ⑤初段SRPP回路の動作点変更。

 ⑥ドライブ段の球変更(12AU7→ECC99)。動作点の設定。パラレル接続を中止しコールド・スワップ接続。

 ⑦NFB量の調整。

 ⑧出力(OPT2次側)にゾベル回路を追加。

 ⑨出力段バイアス用マイナス電源に小容量電解コン追加(現時点未実施)

 

(配線、引き回し)

 ①全体的に見直しています。L/R chの送り配線、ループ等。

 ②出力段カソードグランド配線。L/R別々に大元の電解コンに接続する様にしました。

  6C33Cのカソード電流は多いので、セパレーション改善、線材が音質に影響。

 

(部品変更)

 ①各段カソード・パスコン(電解コン)の容量とメーカー、型を変更しています。

 ②出力管6C33CとのカップリングコンデンサをWest Cap製PIOに変更。

 

(内部写真)

 

内部を眺めていると、元々のレイアウトが良くないのか、デカップリングの電解コンから球までの距離が遠く、配線がやたらとゴチャゴチャしています。短距離で配線するのが基本ですが、どうも簡単にはそうも出来なさそう。という事は配線材に気を使わなくてはなるまい。線径と材質が安定性と音質に影響。検討の余地がありそうです。

 

尚、この変更はあくまで個人的な趣味に依るもので、備忘録的に書き綴ったと言う事をお断りしておきます。

しかし、間違いの指摘やこうした方が良いという意見があれば、コメント欄からアドバイスを頂くと今後の糧になります。

 

コメント (4)
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