私が使用しているヘッドホン・アンプの回路を紹介します。
今まで何度か改造履歴を投稿してきましたが、回路図については未だ載せていませんでした。
手書きでは持っていたのですが、電子化していませんでした。
下の図が回路図です。既製品のものを回路図展開しました。
回路構成としては、オペアンプ(OP AMP)2段(1段目はバッファー)で受け、出力段は定電流(?)+プッシュプルで、出力からNFBが掛かっています。
過去の改造履歴を見て頂くとわかるのですが、
OP AMPはNJM製MUSES8920、抵抗類はALPHA製FLCXとVishay製VSRのプレート抵抗を使用しています。
また、定電流回路のLEDはシリコンダイオードの3直にしています。
このヘッドホン・アンプは充分にパワーがあり、音質にもそこそこ満足しているのですが、
プッシュプルの定電流回路がダイオードとFETの単純回路になっているところが気になります。それにオペアンプの出力に常に0.9V程度のDC電圧が掛かっているのもどうかと思っています。
そこで、ここにダイヤモンド回路にでも変更しようと思っているのですが、私はダイヤモンド回路の経験が無いので、どなたか詳しい方に、今の回路からの変更メリット、デメリット、注意点等のご意見を頂ければ幸いです。
2SA1015と、2SC1815のエミッタフォロワを追加したダイヤモンド回路にすると面白そうですね。
この回路は、入力インピーダンスが高いので、前段のOPAMPの負荷が軽くなります。
また、出力が上がるほど、出力インピーダンスが高くなり大出力アンプには向きませんが、ヘッドフォン専用アンプとして使うのなら問題はなさそうです。
前段のエミッタに接続する負荷抵抗は、電源電圧が高いので3k~4.7kΩ程度で良さそうです。
安定度を上げるには、前段のエミッタに数100Ωの抵抗を追加したり、前段と出力段を熱結合する方法もありますね。
音が良いかどうかは、やったことが無いのでわかりません。(_o_)
返信が遅くなりました。いつもコメント有難うございます。
参考にさせて頂きます。
3端子で、抵抗1本で電流値を設定できます。
アドバイス有難うございます。
参考にさせて頂きます。