Zero DACのヘッドフォンアンプ部の出力についている抵抗1Ω(おそらく保護用)をDale製へ交換してみた。
このヘッドフォンアンプ部分は、これ以外の部分は全てDale製RN55Dに変更済みである。この1Ω 2個だけが未交換になっていた。
そこで今回、この1Ωx2種類を購入することが出来たので、夫々試してみた。
①Dale製RS-2B(良く知られた抵抗) 3W
足(リード)がスルーホールを通らなかったので裏面に取り付けた。このシリーズは10Ωより下の値は特注らしく@200円。
出てきた音はと言うと、今まで聴いていた音とは雰囲気が違う。音楽の感覚が違う。
確かに明るい分離の良い音だが何かが違う。音がバラバラ。
少しエージングしてみようかなと、8時間くらい鳴らしっぱなしにして外出。
帰宅後の夜、聴いてみると、さらに何か変な感じに。
よく聴いて考えてみると、確かに音の分離は良いのだが、これは中域が持ち上がっている感じがする、そしてこの中域が歪っぽい。 そして高域の帯域は狭くだら下がり?低域はボンボンと弾く様に出ている。
音楽を聴くには、ちょっと繊細さと纏まりがない。
それで、翌朝、次の抵抗へ交換することに。(気が早い?)
②Dale製RN55D(これも良く知られてた抵抗)
他の部分と同じRN55Dへ交換。これなら綺麗に実装できる。ただ、これも10Ωより下の値は特注らしく@150円。
やっぱり、これですね。今まで聴きなれた音に情報量が少し増えた感じです。RS-2Bの様な変な癖もありません。
私は、やっぱりこの音が好きです。落ち着きます。音楽としての纏まりもあります。
CDプレーヤー、DAC等で多用してきました。 抵抗で迷ったときは、このRNシリーズですね。
エージングもさほど必要なさそうです。
無誘導のNS-2Bでないと。
RN-55Dは無難というかそれで終って満足してしまってもいいかなという音ではあると思います。
他でも音は作れますしね。
今回は外出されていたから仕方ないですが。
次の日に聴くと音がいきなり良くなっていた経験ないでしょうか。
連続的な変化よりも、一時切った方が変化を感じる心理効果、あるいは期待による効果かと疑いましたが間違いない気がするんですよね。
日本刀の鍛造工程と同じ理屈でしょうかね。
RS-2Bだと、ちょっと歪っぽいです。ざらついている感じがしました。
出力信号ラインに直列に入っている抵抗なので、その性質をもっとも素直に現す箇所と思います。
こんど、NS-2Bやスケルトンを試してみたいと思います。
エージングは確かに、そうですね。 朝聴くのと、夜聴くのとでは感覚が違います。朝新鮮な気持ちが聴いたほうが良さそうですね。
エージングは、音ショックを与えたほうが良さそうですね。1時間サイクルでON/OFFとか、賑やかな曲を1枚、静かな曲を1枚とか。
DCの処はON/OFFでも良いかと思いますが、DCの無いところ、信号が通るところは鳴らしてやらないといけないですね。