僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

大回りで大菩薩を周遊(塩山)

2019年11月03日 | ぶらぶらする
涼しくなってきたので
お久しぶりの山歩き。
今回の行程は
丸川分岐駐車場1030mから
大菩薩嶺2057mを
7時間10分で反時計回りに大回りする周回コース。
5時半のお迎えで相方君の車で
勝沼へ。
上日川駐車場へ停めて
大菩薩周回3時間のお気楽ハイキングのつもりが
駐車場へ通じるルートが
まさかの!
まさかの!!
まさかの!!!
冬季閉鎖・・・、
ファックオフ・・・。
事前調査はやはりひとにまかせず
自分で調べつくさないと。
代案として丸川分岐駐車場へとめて
とりあえず大菩薩峠を目指し
到着時刻次第でルートを考えることに。
スタートから90分のビハンドを背負って
とりあえず7時半丸川分岐駐車場スタート!
9時に上日川駐車場(=ロッジ長兵衛)到着。
頑張って歩いた1時間半。
だが通行止めがなければ
車で数分・・・
くっ・・・。
しかも逆側、甲斐大和方面からは
依然車両アクセス可能、
駐車場も絶賛停め放題ときたもんだ。
なんてこった。
天気が崩れるかもなので
メインデッシュを先に頂こう
ということで
反時計回りの周回コースをとることに。
まずは一直線に大菩薩峠を目指す。
9時半福ちゃん荘。
この山荘はなんと
日本赤軍が軍事訓練をしようとして
一網打尽に逮捕された現場なのだとか。
しかも訓練後は東京で武装蜂起する予定だったとか・・・。
2.26事件の再現でもやるつもりだったのかしら。
それが事前に全員逮捕だなんて。
50年昔のことではあるが
なんてザルな計画・・・。
それはさておいて
見通しの悪い樹林帯をゆるゆると登って
10時半大菩薩峠2057m。
人もみやげ物も多く
さながら高尾山山頂のよう。
ここから一気に視界が開けて
東に雲取山を望む。
ここから1時間は見晴らしの良い尾根歩き。
特に左手の眺望が素晴らしく
人造湖の大菩薩湖ごしに
富士山が見えっぱなし。
見えっぱなし。
みえっぱなし!
左前方は分かる人しか分からないとおもうが
八ヶ岳、甲斐駒、鳳凰三山、白峰三山が
はっきり見える。
狭隘の塩山ごしの白峰三山。
3000m級の頭はさすがにもう白い。
10時50分
賽の河原。
大菩薩峠から軽いピークをこえた
ちょっとした鞍部になっていて
非難小屋なんかもあるが
両側に大菩薩峠、雷岩と絶景ポイントが近いため
足を止める人はまばら。
ちょっとした岩場なんかもあって
気分が盛り上がる!
標高2000m地点から
大菩薩峠を振り返る。
11時半雷岩で昼食。
こんもりした岩がそこらじゅうに散らかっており
休憩ポイントは豊富。
ワイン片手にアヒージョをグツグツする強者もおり
山の楽しみ方はそれぞれだなぁと
改めて感じる。
絶対にやらないけどおいしそう。
12時雷岩出発。
このまま大菩薩湖方面へ
唐松尾根を下ると
40分足らずで福ちゃん荘らしいのだが
それではせっかく来たのにもったいないと
丸川峠ルートで大回りして戻ることに。
大菩薩嶺をめざして北の雑木林へダイブ!
とたんに人気がなくなり
閑静な登山路へ変貌を遂げる。
12時10分大菩薩嶺登頂!
ぽっかりした空間に棒切れが刺さっているが
周りは何もない笑。
なぜここが100名山に・・・。
大菩薩峠のおまけかなにかかな。
ここからはコケは多いが歩きやすい
北側の斜面をひたすら下る。
いいかげん下りきって
ひょっこりを草原につきあたるとそこは丸川峠。
13時丸川峠。
ぼろっちくあじのある丸川荘で
コーヒーを頂いて
しばし休憩。
丸川峠から駐車場までは
基本なだらかな下り道。
ただ
一部でヌルンとした
粘土質の地盤が顔を出した坂道があって
天気によってはこけるかも。
紅葉もきれいだったり。
14時林道着。
川沿いの林道を歩いて
沢沿いにとことこ歩く。
途中、先日の台風の影響かわからないけど
コンクリートがバキンバキンに割れているところあり
道がなく軽い渡渉箇所ありで
注意して歩く。
14時20分駐車場帰着!
みたまの湯で絶景温泉に浸かって
河口湖の小作でほうとうを食べて
413号、通称道志みちで帰ろうとしたが
先の台風で通行止め・・・。
どこもかしこも混む道を縫って
足柄PAから東名ルートで帰宅。