最近、鉄道模型をテーマにした雑誌が続々と出ていますなぁ。先日もこのブログで紹介した「昭和の鉄道模型を作る」もそうだけど、今度は本家○アゴスティーニから「週刊 C62をつくる」なる雑誌も出てきた。いよいよ鉄道模型も、ひとつの文化となり得たんだなぁ、とどうでもいい感慨に耽ってみる。
よくよく考えてみたら、鉄道模型というジャンルがここまで身近になったのは、長年にわたるNPO団体らによる啓蒙活動もさることながら、昔に比べて比較的安価で質の良いもの(?)が手に入れられるようになったり、TVドラマやニュースなどで取り上げられたことも、このブームに拍車をかけているようだ。これから確実に増える、団塊世代へ、退職後に待ち受ける第二の人生に、趣味としての鉄道模型を勧めているのではないかとさえ思う。今出ている先の雑誌のターゲットが少なくとも彼らに向けられているのは間違いない。
だから1冊が結構高い。「昭和・・・」が1,490円、「C62」が1,890円で、「ジ○ンプ」の何倍もする値段で、毎週購入しないといけない(でも「ジャン○」って今1冊いくらかよくわかってない)。しかも完成するまでに「昭和」は50号、「C62」は100号(予定)まで買わないと、目標の模型は完成しないそうだ。おまけに店頭に並ぶのは、「昭和」を見る限り、どうも最初の5~6号くらいで、あとは定期購読にしないと手に入らないようだ。それで謎が解けた。この手の雑誌が最後の号まで店頭に並ばなかったわけが。
ところで、「昭和・・・」を始めたぼくの先輩お二方は、いまのところ順調に買いためているようです。
鉄模本に関するネタは次回につづく。