盛会のうちに終了した「鉄道フェスティバル」からもう2日も経っていますが、まだ疲れがとれきっていません。近いうちにレポを纏めるとさんざん言っているにもかかわらず、まだ手をつけられる状況にないので、きょうはこんな話をします。
今回のこのイベントは、百貨店の催事場という、いわば「商業目的の場」で行うものであり、個人趣味が先行する通常の活動とは趣を異とするものでして。つまり、「催事に参加する以上は、ぼくたちも百貨店の従業員なんだ」ということになるわけです。服装もそれに相応しい格好、みんなスーツの上下を着て、期間中はスタッフパス(名札)をつける。スーツ着て模型動かすなんて初めてのことだ。朝は普通の従業員と同じように、社員用通用口から入店し、荷物(私物?)検査を行い、開店準備の忙しい店内を通り抜けて会場入りする。従業員という扱いだから、一般用のエスカレーター、エレベーターは使用禁止。トイレも一般のお客様用の使用は禁止なので、従業員専用のエレベーター及びトイレ使う。
昼休みは、一般客の利用するレストランやラウンジの使用は当然禁止。(場所はいえませんが、)百貨店内の社員食堂で昼食や飲み物を摂る。この辺はぼくの会社とさして変わらないな。しかし食事するぼくのすぐ隣では、テーブルに突っ伏して昼寝している女性の店員さんがいたり、他のテーブルでも何か売り上げ計算していたり、お化粧をし直したり。デパートの店員さんって相当体力を使うようだし、大変なんだなぁ、と思ったね。
無事に1日を終え、閉店しても、もちろんすぐ帰れるわけではない。片づけや清掃をひととおりこなし、帰る際もまた荷物検査を受け、社員用通用口より出る。この荷物検査、売り物を勝手に持ち出されないためだと聞いてはいるが、ぼくが実際に経験して思う限り、それはないんじゃないのかな?とも思ったのだが。怪しいことしなければ、別に中身見られたって何とも思わないし。
今回は、裏話にあらず、「裏方の話」でした。