KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

秋葉原という町は

2008-06-08 21:08:35 | ニュース

 『買い物に行くところであって、人殺しのために行くところでは断じてない!』

 結論を先にいいましたが、この休日、のんびり過ごしていてなにげにTV点けたら、とんでもないニュースに我が目を疑った。秋葉原での通り魔事件。このブログ書いている時点で死者7名、10名の負傷者を出す大惨事。逮捕されたのは静岡(しかも裾野なので隣の市!)から来た25歳の男・・・。

 秋葉原は自分もよく訪れる。パソコン・アニメ関係よりは鉄道模型、あるいは仕事で必要な電子パーツを買うことが多いのだが。先週まで隔週で何度か訪れていたので、もしこの時期がずれていたら、自分もこの事件に巻き込まれていたのかもしれない。そう思うと、ただただぞっとする。

 今の段階ではまだ犯行動機や容疑者のことについては不明だが、報道で見る限りでは、派遣会社が借りているワンルームマンションに住んでいるという。また犯行理由については、「世の中が嫌になり、人を殺すために(秋葉原に)来た」と供述しているそうだが、彼のこれまでの人生に何があったのかは分からないし、本音では知りたくもない。だが、生活境遇は比較的自分と似ているようにも思う。

 生きていれば嫌なことなんていくらだってある。前にも似たようなこと書いたと思うが、そんなのは当たり前のことで、それを如何に乗り切っていくかが人生なのだが、トラックで歩行者天国に突っ込んで人を跳ね飛ばし、さらに無差別に人を切りつける行為に行き着くことには、「卑怯」の二文字以外の言葉が思いつかない。怒りと落胆ばかりが残るので、これ以上書く気もなくなった。

 最後に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

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はじめて読んだ「きしゃの本」

2008-06-08 00:16:06 | 本と雑誌

 先日録画した「昭和のSL映像館」(NHK-BS2)を繰り返し観ているKouChanです。やっぱりSLもいいなぁ~。映像とはいえ、動いているSL観ていると、この時代に生まれていなかった自分がやっぱり悔しい。

 放送のラストの方にあった、子供向け教育番組用に編集されたデゴイチ(D51)の映像を見ていたとき、幼いときに読んだ、ある1冊の本のことを思い出した。

 「汽車の絵本」というと、誰もが一度はなにか読んだことがあるだろうと思う。古典的な「きかんしゃやえもん」であったり、現在は「きかんしゃトーマス」でおなじみの絵本だとか・・・。でも、今回紹介したいのは、「こうえんのきかんしゃ」という本。それ何?と思われる方もいると思いますが、市販品でなく、幼稚園のときに教材の一つとしてもらったもの(たしか)。毎月1冊ずつ貰えた、シリーズものの一つだったと記憶している。

 作者は絵本作家のエム・ナマエ氏(のちに病気で失明され、「全盲のイラストレーター」として知られていますが、もちろん、この作品はそれ以前に書かれたものです)。物語は、公園に保存されている蒸気機関車のレールの先にこども達が白墨でレールを描いたところ、眠っていたはずのSLが突然動きだし、町中に描かれた白墨のレールの上を走り出した。SLは都電のレールに乗り入れ、マスコミまで出てくるほどの大騒ぎに。そのうちにSLは、新幹線のレールの上にも走るようになって・・・・、という話。内容をかなり覚えているのは、いくつか理由があったと思う。

 ひとつは、汽車や電車がテーマだったこと。もうひとつは、文章が殆どなかったこと。最初と最後に「まちの こうえんに きかんしゃが おいて ありました」くらいしかなく、物語は画だけで進行していく。マンガに近いのかもしれないが、文章もセリフもないので、絵を見ながら話を想像していくような本だったので、考えることが多かっただけに、印象も深かったのかもしれない。今にして思うと。

 小学校上がった後は、汽車をテーマにした読み物は大体読んでいますが、残念ながらあんまり覚えていません。「こうえんのきかんしゃ」も、市販ではなかったと思うので、古本屋に行っても置いている確率は極めて低いかも。

 みなさんも初めて読んだ絵本について、たまには語ってみませんか?

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