夏の全国高校野球、決勝戦で地元・静岡代表の常葉菊川と大阪桐蔭との試合は、0-17で菊川は完封負けを喫し、夏の大会制覇は今年も叶わなかった。決勝戦らしからぬ点の取られ方に唖然、呆然、愕然・・・。まずは優勝した大阪桐蔭ナインにおめでとうと言いたいです。
ローカルニュース見ていると、そんな常葉菊川に対し、よく頑張ったとか、残念だけどありがとう、といったインタビューばかり流される。でも本当にそれだけなのか。ぼくは不満が残る。
試合は、今思うと1回表で決まっていたかもしれない。あのグランドスラムで。これまでの常葉菊川なら、終盤で逆転する場面が多く、今回もそれをやってくれると思っていたが、大阪桐蔭のエースがそれを完全に阻み、終わってみればヒット5本しか出ず、完封負け。決勝で17失点(大阪桐蔭からみれば17得点)というのは過去にはなかったそうだ。
これはぼくの勝手な思いこみだが、8回からは完全に勝負を捨てたな、と見ている。あの代打を出した時点で。流れを変えられないと諦めるより、ダメでも少しは粘りを見せたり、悔しそうな顔をして食らいつくような根性を少しは見せて欲しかった。本当に悔いを残したくないのなら、結果がどうであれ、身を犠牲にする気持ちで一つひとつのプレーを大切にして欲しかった。でなければ、送球エラーから起きた失点だけでも防げたと思うのに。かえすがえす残念でならない。
しかし最大の敗因は、ぼくがTVでずーっと応援していたから・・・?だとしたらもっとやだなぁ。