今朝のNHKニュースにはまたまた驚かされた。
いえ、赤塚不二夫氏逝去のニュースは前夜のmsnで初めて知ったのですが、あの「お堅い」NHKがけっこう長めに報じていた(インタビューやマンガ紹介もしていた)ことに驚いたので。おそらく紫綬褒章頂いたからだろうと思うのだが。
「おそ松くん」「天才バカボン」「もーれつア太郎」・・・みんな読んでました。70年代ではなく、ちょうど昭和末期~平成に切り替わる頃、当時「コミックボンボン」を読んでいたぼくは、当時のSDガンダムや初代ミニ四駆ブームに混じって、赤塚氏のこれらのマンガも読んでいた。ただリメイクはされていたと思うけどね。アニメもリメイク版がいっぱい放映されていた。あとこれは最近知ったことだが、あの「タモリ」を東京へ招聘したのも赤塚氏だとのこと。この間購入した復刻版CD「TAMORI」('77)にも、「サウンド・エフェクター」として登場している。
またひとり、昭和を代表する漫画家がひとり、いなくなった。しかし闘病生活約10年、うち最後の4年間は意識不明状態だったことを考えると、本人としてはようやくホッとしたのかもしれない。向こうの世界で、かつてのトキワ荘でのマンガ仲間と好きなお酒飲みながら大好きなギャグマンガを描いているに違いない。なんかそんなふうに思ってみた。
ほんとはこちらでもう少し描いて欲しかったんですが・・・いずれにしろ、おつかれさまでした。