先日、特番の「超タイムショック」を観たが、なんだか面白くなかった。
クイズそのものはためになるし面白いのだけど、何でだろう?そう考えて、ぼんやりと一つのことに気づいた。出場しているのはみなテレビのどこかに必ず出ているような芸能人(たいていクイズの帝王、女王とか呼ばれてる方々)ばかりで、「またこの(芸能)人出てるよぉ・・・」。なんだか出来レース見ているみたいな気分になった。
そう考えると、昔の一般人が出ていたクイズ番組のほうがはるかに面白かったように思う。特に年1回、毎年のようにあった某ウルトラクイズは、単なるクイズ番組の枠を超えた、冒険あり、文化の紹介もあり、そして挑戦者同士の人間ドラマもあり・・・。クイズに敗れれば、罰ゲームを受け、旅の途中で東京に強制帰国。いつか大きくなったら出たいと思っていたが、参加資格を得る前に番組が終わってしまった。
いろいろな制約があったと思うのだが、昔あんなにたくさんあった視聴者参加のクイズ番組がほとんどなくなってしまった。おそらく目的が、「クイズ番組に出演して賞金(賞品)をもらう」ことがから、「クイズ王」の称号を得ることと、優勝賞金を「稼ぐ」ことに変わり、そのことがかえってクイズ番組自体を衰退させてしまった気がする。
深夜でもいいからやってほしいなぁ、昔の「カ○トQ」みたいなやつ。