KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

へいわだから、夏も終わる?

2012-08-25 22:32:27 | 日記・エッセイ・コラム

 ことしもまた、24時間テレビがやっている。

 この放送があると、夏ももう終わりかなぁ、と思うのだが、毎年こんなことを思えるこの国は、やっぱり平和なんだろな、とふと思う。

些細な不満を指折り数えてみれば、その多さにキリがないのだが。

 

 世界を見回すと、平和の祭典(のはず)であるオリンピックが終わっても、戦争や紛争はなくなっていない。

 シリアの内戦を取材していた邦人の女性ジャーナリストが戦闘に巻き込まれ命を落とされた。戦闘そのものより、戦地に生きる女性や子供の姿を、自身のフィルターを通し、映像で伝えていたという。当然、自分が危険な場所にいるから、万が一のことは覚悟を決めていたはずだと思うが、亡くなったあと、遺体は丁重に扱われ、隣国まで家族が迎えに来て、日本に帰国できた。

 すべての国で、母国から遠い地で命を落とされたとき、今回のように、その人を安全に母国に帰すことができるのだろうか?当たり前のように思うが、そのこと自体が国の力(成熟さとか?)のようにも思う。

 

 戦地を取材するジャーナリストやカメラマン達は、本当に大変だ。命を張っている。しかし中には、日本に帰ってきたときに、お笑いキャラクターにされる者もいるが、少しかわいそうな気もする。そう思うのは、「死地に赴くものが生きて帰ってくること」が、意識的に当たり前と思っているからかもしれない。

 

 領土に関する問題、話題も突如噴出し、いまだにくすぶり続いている。中国の尖閣諸島、韓国の竹島(独島)に関する国民の熱狂ぶりはすさまじい。教育がある意味、よく行き届いているものだと、半ば感心してしまう。

 だからといって、負けじと日本もことを荒立てるより、法的に粛々とことを進めればよいだけのようにも思う。もしそれでも不満があるなら、自分が外務省に入ってアジアの担当になればいいだけのことのようにも思う。

 つまり、自分の身の回りのことだけじゃなくて、ちょっとだけ視点を広げて色んなことに関心を持ってみようよ。自分のことしか考えず、かといって自分を放り出して感情の赴くままに無鉄砲な行動をしようともせず。

 

ということを、自分に対しても言いたかっただけ。

コメント
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