「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人さんの突然の訃報。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000516-san-ent
遺品のデジタルカメラに最後に写っていたのは、崖から下をのぞき込んだ所を撮影したとのこと。
「クレヨンしんちゃん」は、初期から、最近も時々読んでいて、つい最近も掲載誌を買った。
PTAに叩かれながらも、社会科の教科書には「核家族」の代表的モデルと紹介され、舞台の春日部市では名誉市民にもなっている・・・、というこれ以上説明の必要もない国民的人気のマンガだ。今でこそ家族や子育てに視点をおいているが、ぼくは少しアダルトチックで子供ながら毒もあり、時にプロレスごっこ(!?)もテーマになっている初期の作品が今もスリリングで面白いと思っている。
「しんちゃん」以外にも、初期の短編集を昔読んだことがあるが、こちらは青年誌向けで、ブラックジョークやちょっとHなネタ、某相撲一家の4コマなど・・・。そういえば、その中に登山ネタもあったが、これは本人が登山好きだったから、ということだったからなのか。
つい最近も、原作をモデルに実写映画もされたが、元来原作を重視するぼくは、見に行こうとはあまり思わない。
それだけ人気もあっただけに、今後氏の作品が見られなくなることは、非常に残念だが、本当に残念なのは、当の作者氏本人ではないかと思う。「しんちゃん」は今後どうなるのか、「アクション仮面ムスメ」は一体?ストックされているという来月分以降の回は本当に目が離せない。
臼井先生、おつかれさまでした。そして、ご冥福をお祈りします。
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