衆議院選挙の結果、凄いことになりましたね。前回(2005年)は自民圧勝だったが、今回は一転、民主党が308議席と大躍進。風は4年前とまったく正反対に吹き荒れたようで。これで政権交代、そして二大政党のはじまりだともいうのだが、また著しくバランスを欠いた二大政党になりつつあるようで(続きは最後のほうで)。
ところで、ぼくの住む地域の選挙区(神奈川8区)は、自民VS民主の一騎打ちではなく、TVでも有名な江田けんじ氏(みんなの党)が当選した。駅前で街頭演説、というよりはマニフェストを配るほうに専念していて、一応握手もしたけれど。
そういえば駅前の選挙活動も昔と違っているみたいで、演説しているよりパンフ(マニフェスト)を配ったり、「本人」と書かれたのぼりがあったり・・・、「本人」のぼりはかえって存在感薄くさせているような気がするのだが。びっくりしたのは、ある日の深夜、終電車で帰ってきて駅に降り立つと、小声で「お帰りなさいませ~」と言いながらマニフェスト配っていた某党候補者をみかけた(この方も今回の嵐で議席を吹き飛ばされたようです・・・)。
今回、これだけ大差がついたということは、おそらく国民の声というのはこういうことになるのだろうか?
『今までの自公政権にはほとほとウンザリだ。首相は何度も替わるし、時に資質のない人間が大臣になったり、何度失望させられたか。といって、野党もガーガー批判ばかりするだけで、このままでは何も発展しない。それなら一度、野党と与党をひっくり返してガーガー批判ばかりするお前ら(今までの)野党に、政治の重圧をいうものを存分に味あわせてやろうではないか?果たして無事に務まるのかねぇ?』
・・・賛否両論、当然あると思いますが、これから有権者一人ひとりが情勢を見守っていき、必要に応じて選挙で意見を投影させるのが一番いいのです。
しかしこれから新しい政権が発足して、注意すべきことは、巷で言われる「財源」などではなく、「北朝鮮」と「教育」だと思うのだが(勘のいい方はピンとくるだろうからこれ以上は書きません)。
<おことわり>
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